IOTA AS-075 XX9 Macauが危ない
1999年に中国に返還されたMacauは25年間で大きく変遷しています。
IOTA DirectoryのAS-075を拝見しますと、ColoaneとTaipa Islandの二島で構成されています。上記のMapは1999年頃と思います。3つの部分からMacauは構成されています。上から中国本土と接しているMacau地区。真ん中のTaipa Island、最南端のColoane Islandの3つから構成されています。Macau AirportはTaipa Islandの東沖に埋め立てて造成されてい期す。
本日現在のWikipediaのMacauに掲載されているマップです。上記のマップから少し埋め立てられて膨らんでいる部分がありそうな感じがします。
本日現在のGoogleMapからのマップです。上から二番目のTaipa Islandと三番目のColoane Islandの間の海域は完全に埋め立てられ、陸続きになってしまいました。しかも全体的に一地域二島が埋め立てにより膨らんでいる感じがします。特にTaipa Islandと西側の中国本土の海の幅がかなり狭まったところを見つけることができます。
大切なチェックですので実際の写真地図で計測してみました。残念ながらIOTAルールの200mを割ってしまっています。出っ張った部分を削ってもらうわけにもいきませんがIOTA AS-075として存続できるものでしょうか。
« AS-150 BY4JN Lingshan Island for IOTA contest | トップページ | IOTA申請者数2025(2024年2月~2025年1月)3人目 »
コメント
« AS-150 BY4JN Lingshan Island for IOTA contest | トップページ | IOTA申請者数2025(2024年2月~2025年1月)3人目 »
山本さん、中嶋です。
中国とマカオは今のところ別エンティティなので、中国本土からの距離ではなくマカオの中国大陸からの距離が条件を満たしていればAS-075で存続出来ると思われます。
もちろんマカオが中国と同一エンティティになれば距離要件を満たさなくなるので、AS-075は消滅になるのではないでしょうか。
投稿: JA9IFF Jim | 2024年7月18日 (木) 10時43分
中嶋さん、こんにちは
適切なアドバイスをありがとうございます。XX9ETを6mで追いかけていて調べているうちに気になってしまいました。
中国の信じられないようなスピードで橋を架けたり、埋め立てたり、そのパワーに驚いてしまいました。距離の多少は異なりますが、考え方としてKingman Reefの扱いと同じような対応でしょうね。
IOTAのルール200mを低減という考えも出るでしょうが、ここは毅然とルールを守って欲しいと思いました。
20数年前にHFカテゴリでは終わってしまったBY/HL/DU/XVなどのIOTAを、IOTA-V/UHFにチャレンジすることで再び近隣国の状況を深く調べるIOTAチェイシングを楽しんでおります。
投稿: shu JN6RZM | 2024年7月18日 (木) 11時26分