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2024年10月26日 (土)

ロシアの50MHz

2024年10月25日のクラスターレポートにロシアとの50MHzFT8の交信報告があがっていました。

RW5C 24/10/25 0433Z 50313.0 FT8 JK7IKU-#
RK9UT 24/10/25 0337Z 50313.0 FT8 CQ JK7IKU-#  

偶然にも両方ともにJK7IKUさんがクラスターに上げられていました。QRZ.comにて確認しましたが3局ともにきちんと掲載され、許可された局と判断できます。

ロシアの50MHz帯運用はその軍事用チャンネルに近いため、運用が長い間許可されていないとアドバイスを受けたことがあります。3~4年ほど前に同様にロシア局の50MHz運用があったために調べてみました。UA0のIOTA friendsなどにもアドバイスを求めましたが、「許可になるのかも」と未定の返事をいただき、その後うやむやに消えてしまいました。

RW5Cはモスクワの局でかなり活発に活動されているように感じましたので、RK9UTと併せてアドバイスを求めるメールをお送りしました。例えば許可になっているならばAS-018 Sakhalin Islandなどからも運用が可能なのかなどと丁寧に質問しアドバイスを求める内容にしました。

このようなご時世ですので回答が戻らないかもしれませんが、交信結果はレポートされていますので、新しい情報を得られることを望みます。

【追記】

意に反して、10月22日の2202JSTにモスクワのRW5C局の方から素早い返信メールをいただきました。QRZ.comからはなかなかしっかりした感じの人物で文面も同様にしっかりされていると感じました。私の同報メールのもう一局RK9UTへもCcで気を利かして送られていました。要点を和訳してお伝えします。ご参考ください。

①ロシアではもともとテレビ放送が50MHz帯で動作していたが、4年以上前に廃止された。

②ロシア軍は48MHzまでの周波数を使用している。(テレビ放送は50MHz仕様を廃止したが軍はそのまま)

③アマチュア無線家については、クリミヤ半島と同様に現在は実験段階です。クリミヤ半島には公式免許取得のアマチュア無線家はいません。

④当局から口頭での許可は得ていますが、書面による許可は得ていません。

⑤交信の許可を得る前に、これらの交信に卒業証書に申告することは不可能です。(QSLカードは発行できないという意味のようです。LoTWも含むと思います。50MHz運用の実験段階であるようです)

⑥私と交信した局は確認することはできますが、私自身はログを蓄積するだけでこれらの交信をカウントすることはできません。

⑦残念ながら、エジプトで開催される国際会議で決定が下されてから、ロシア当局は問題解決に非常に長い時間を要しています。

⑧彼ら(ロシア当局)は、最高カテゴリーのオペレータに2025年にすでに免許を発行する約束をしています。 

(  )はJN6RZMの感想と補記です。最高カテゴリーのオペレーターとは上級クラスのアマチュア局と理解してよいと思います。最優先の希望はウクライナとの戦争が終結することです。ついでくらいにロシアの50MHzバンド運用の公式許可の書面が2025年に発行されると良いですね。IOTAのみならず、DXCCにも影響があると思います。RW5C個人の私へのアドバイスですので、再びうやむやになる可能性も考えられます。

【追記2】

素晴らしいアドバイスをありがとう。早くあら最後とを終わらせて日露の正しい発展を云々とお礼のメールを送りました。再び短くお礼をいただきました。

Thank you, Shu San!
See you on 6m!
--
73! Alex, RW5C 

2025年の免許に関する動向があればきっと追加のアドバイスをいただけそうです。

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コメント

フィリピンも50MHzはテレビ放送の周波数に近くクラスCではONAIRが許されていません。日本の入門バンドがフィリピンでは上級者用の周波数となっています。

貴重な情報をありがとうございます。と、言うことは上野さんのDUの免許はクラスA or Bになるんですね。
昭和40年代に開局したころは車載や移動運用はかなり厳しく、TVI/BCIなど出したらたいへんでした。スプリアス電波をばらまいて走ると狭い日本では云々とよく聞かされました。リグの性能、テレビ・ラジオの性能も相当にあがりました。諸外国のクラスごとの割り当てなどこれよりも古い自作リグの時代に制定されたままのように感じます。私も30年前に再開局するときにマンションからの運用でTVIをかなり気にしていました。TVI等を出したら閉局覚悟で始めましたが、やはりリグの対策がしっかりされていましたので、ベランダアンテナから100ワットを出して楽しめています。TVI等の件もすっかり忘れてしまいました。20年くらい前にインターフォンIが話題になったことがありますが、これも最近ではほとんど話題にならないようです。

いま50MHzのFT8でロシアのRN0JJと交信しました。驚きです。

貴重な情報をありがとうございます。
ビームアンテナのセットアップもほぼ終了され、充実したハムライフを楽しまれているようですね。
私はOC-031 C21MMとOC-133 9M6NAとOC-086 JA0RQV/KH0を6mCWで逃がしてしまいました。OC-133はまだ出てあるようです。6mFT8ならば簡単にできる感じですが、6mCWはタイミングも合わずなかなか難しいです。その難しさにチャレンジして楽しんでいます。

C21MMとはFT8で21と24MHzで交信できています。確か少してこずったかな

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