2024年6月のIOTA Directoryルール改定の一つについて
IOTA Check Point JAウエブにおけるIOTA Directoryの改定が2024年6月に改訂されています。
NA-244Pの運用事件(?)やOC-081 N5J Jarvis IslandなどのRIBによる運用に対応してルール変更がかなり増えています。製本版のIOTA Directoryは2018年版が最終となっています。IOTAルールに関する質問などがありますが、ブログに書くときは古くなった2018年版と、CP JAウエブにある日本語版Directoryを持ち出して確認することがよくあります。
今回も調べていましたら、CP JAウエブに掲載されています日本語版IOTA Directoryにおいて、この6月に変更された 多く(大半は文字変更等)の内容が朱書きされています。今回は、A.5.3のみを紹介します。
「A.5 .3 IOTA委員会は、証明書類提出による暫定参照番号の確定前に、HF帯で5大陸の コールサインの異なる1,000局との 交信を行う 事を 要求します。又、交信 の50%以上をPHONEもしくはCWで行う 必要があります。証明書類提出時に、交信数の 情報を 付け 加える事を 忘れないで下さい。この要求の 背景の 理由と 申告方法は以下の 注釈2に記述されています。」
ご留意いただきたいのは3番目の朱書き部分が新たに加わったことです。私も見落としていて本日気づきましたのでご報告することにしました。仮番号の付いた暫定番号のProvisional IOTAを認定IOTAにするためには「5大陸の異なり1,000局」の条件に新たに認定申請時の「総QSO数の半数以上をPhone+CWで行わなければならない」という条件も追加されていました。
個人的な感想ですが、このまま時代が進捗すれば暫定番号からの初めての運用がすべてFT8などのデジタル系にて実施されることに考慮されたのではと思いました。しかし、5年、10年後にはPhone+CWの割合が下がる見直しがされるかもしれませんね。
また、5年くらい前からYBやBYなどのIOTA resident局として新しくFT8で開局され、いろいろとご支援を続けていますが、ほとんどがすでに運用されていない熱しやすくて冷めやすい傾向を気がかりに思っています。
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