World wide visitors

  • Google translate for visitor
  • Free counters!

最近のトラックバック

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 2024年11月 | トップページ | 2025年1月 »

2024年12月

2024年12月31日 (火)

AS-030 Kazan Islandsを調べる

IOTAのHFカテゴリではAS-030 火山諸島の硫黄島とはすでにクレジット済みの局も多いと思いますが、2021年5月から始めましたIOTA-VHFも3年半を超えましたがちっとも信号が聞こえないAS-030がとても気になってきました。6m運用を数十年続けられている局はほとんど交信済みのように見受けられますがここ数年でIOTA-VHFを開始した局はほとんど未交信のようです。私もその部類ですのでいろいろ調べております。

現在、AS-030でクレジットを受けられる局数はIOTA Ltdウエブでは米軍関係も含めて47局(同コールで別の島ごとを含む)です。まずは私のログと突合による確認作業をしてみました。

①JD1BIK Iwo Jima;Iwoto;Ioto 1994/02/26 21CW(1995/02/13QSL)
②JH2ENF/JD1 Iwo Jima;Iwoto;Ioto 1995/02/25 7CW(05/13QSL) 1995/04/16 14CW(06/15) 1997/02/02 14CW(04/14) 1997/02/09 10CW
③JR7OXM/JD1 Iwo Jima;Iwoto;Ioto 2004/02/15 21SSB
④JF7MTO/JD1 Iwo Jima;Iwoto;Ioto 2012/02/26 21SSB

1994年1月15日に開局した直後にJD1BIK局と交信し、JARL Bureau経由でCFMedです、翌95年にJH2ENF/JD1と2月と4月、そして97年2月に交信しています。こちらもJARLでOKでした。少し間が空いた7年後の2004年2月にJR7OXM/JD1局と、さらにその8年後の2012年2月にJF7MTO/JD1と4局7QSOでした。最後の更新から12年10カ月を経過しました。他にも運用があったとは思いますが、結構困難性が高いと判断できます。

他の39局を含めて大まかですがGoogle検索で調べました。自衛隊に所属されているケースがほとんどですが、中に墓参団に参加して運用された方もおられました。基本的にはAS-031 小笠原諸島と同じ考え方で例えばJN6RZM/JD1にて運用できそうです。もちろん上陸証明が必要です。まだ多くの遺骨や不発弾が未処理のままのため一般人は上陸させないことが基本のようです。

情報を集めたいと思います。

【追記】

IOTAウエブの電子申請可能な局のピックアップがシステム改定の関係か否かわかりませんが自分のIOTAの項目から削除されて見当たりませんのでAS-030のMatching可能状況が現在不明です。

 

 

2024年12月29日 (日)

私のCWマスター方法について

平成4年(1992年)に鹿児島市で勤務していましたが、JA6EGLさんの積極的な勧誘で流してしまったハム局JH6DVLの免許を取り直すことに決め、1993年2月にJN6RZMにて再開局しました。鹿児島から宮崎へ出張したときに宮崎のハムショップに立ち寄るとデモマシンの7MHzCWに飛びついて、コピー能力の確認をしたりしていました。

すでに40歳代になっていましたが、時々無性にCWがしたく鼻歌ではなくCW歌(?)をトツーツー・トトトトと頭の中で叩いていました。新規開局申請書にJH6DVLを書き加えましたが認められずJN6RZMの変な不慣れなコールサインになりました。

時代を昭和40年代に遡ると、私はハム免許を取りたくてJA6プリフィックス取得を目指したり、八重洲のFR50Bを購入、JARLに入会しJA6-7824のSWLを楽しんでいました。交通事故に遭ったりで昭和47年7月にJH6DVLにて開局でき、秋には実家に13メーターハイの21MHz3エレをあげてDXを追いかけ始めました。FT-401Sの10ワットではEUがオープンしてガンガン入感しても物凄い数のJAパイルでほぼ回ってこない状態でした。

翌1973年5月のある日、21090CWにてVVV de JH6DVLを数回打ちましたところ何かが呼んできました。なんとSM0BDSと打っています。もちろん生まれて初めて海外局から呼ばれました。返信して無事終了しました。当時のログにはLars STOCKHOLMときちんとコピーしていました。初めての海外CW QSOに天にも昇る思いでした。さらに、終了後にはSM5AFI Olleさんからコールが続きました。まさにアンビリーバブルです。

その日は続いてOH5PY Rayさんの3局で終わりました。CWは7MHzワッチで目標毎日10局程度のコピーを3か月くらいです。これでCW QSOに火がついてしまいました。SSBの10ワットでは呼び回っても空振りばかりでしたが、CWの10ワットでもEU/NAの東海岸まで届きました。しかも、呼んできてくれます。WPXアワードの影響でしょう。QSLカードには「1st JH6」と書かれているものが結構ありました。これがMy CWの原点です。

もちろん、2アマ取得や100ワットの電監検査も受けました。14MHzアンテナも自作しました。帰宅したらすぐにリグの電源を入れてCWを叩くことが日課になりました。縦振りから複式電鍵に変わっていました。JA6EGLさんのシャックにあった高価なエレキーを欲しくなったりしました。DXCCも確か140カントリくらいで申請完了しました。その後、卒業、就職、転勤、結婚などとハムの免許も流してしまいました。

再び平成時代に戻り、1993年4月に鹿児島から福岡へ転勤しました。無線をやるために1軒やと思いましたがマンション住まいとなりました。10月号のCQ誌がアパマンハム特集をやっていました。アパマンでも無線ができることがわかり、しかもCWならばなんとかなりそうと判断しました。福岡のハムショップで中古のカツミEK-150を見つけて、即座に購入。毎日スクイズキーを叩いて、本格的開局の準備をしました。

リグはCW onlyしか考えていませんでしたので中古で5万円の予算にて探しました。12月に八重洲よりFT-840が新発売され、もう5万円を追加すると家内に言って1月に購入しました。アンテナはアパマンハム特集を参考にミニマルチのAPA-4を選定しました。CW onlyと考えていましたのでマイクは机の中にしまったままでした。

再開局に当たりCWの腕を磨く目的で「CWノート」を作成しました。カテゴリを天候、家族、他の趣味、その他などのジャンルに分け、CWでの紹介方法をどしどしノートにため込みました。もちろん、その例文を即座にマスターするまで何度も使い続けます。なかなか流暢なCW文章に変わってくることをニヤニヤしながらとても楽しいCW QSOになっていきました。

その後、2000年代にはいり電子メールが普及してきましたが、CW QSOをたくさんやっていましたので、CWキーがPCのキーボードに変わってきました。海外へ積極的に電子メールを送ってIOTAの普及に貢献することができたと思います。その状態が25年くらい続きました。リグは2台目の調子が悪く21年目の12月初めにお釈迦になりました。また、EK-150のエレキーも数年前から具合が悪くなっていました。

この12月に3代目である新しいリグに変わりました。今は120%しっかり使うために取扱説明書にそって確認しているところです。この際、エレキーに代わりパドルを検討し始めました。CW QSOは激減していますが、ネットのハムショップやアマゾン、楽天などのCWパドルやエレキーの購入者コメントを読んでいますが、高価なパドルやCW練習用機材を購入して頑張るという感じが多いようです。

私のCWマスター方法を少しでも役に立てていただきたくまとめます。

①7MHzなどの国内CW QSOを毎日聞いて、コピーする練習に努める。(人によって局数、期間などは変わります。)
②コールサインをしっかり確実にとれるようになり、名前、QTHくらいまでアバウトでもとれるようになったら実際に交信に入る。
③個人ごとに異なりますが、毎日、〇局以上のCW QSOを目標をもち運用を続ける。
④ノートにメモをとることもとても大切です。
⑤珍局のパイルアップの運用を聞くこともオペレーション技術を磨く勉強になります。

残念ながらCWモードでの運用がFT8などに移り大きく減少しているのは事実です。しかし、数をこなすことでCWのキーイングで感情を伝えることができるようになります。すでに古いスタイルになりつつありますが、CW QSOが結構楽しくなっていきます。

2024年12月28日 (土)

P29-IOTAは23件もあります。当初、この数に驚きました

1997年4月30日にCQ出版社から届いた「日本語版IOTA Directory1997」を拝読し、最も驚いたことはYB-IOTAが59件、P29-IOTAが23件、合計82件のIOTA巨大島グループの存在でした。私のベランダからのアパマンアンテナでも届く範囲と思いました。その体験をもとに3年半前からIOTA-VHFカテゴリにとりかかり、この攻略を夢見るようになりました。

YBは現地局がたくさんいることを知っていました。しかしP29は欧米豪系の局が少ない回数で運用していましたので、P29-IOTAとの交信の難しさを感じたことでした。それまでのDXCC感覚ではYBは1局、P29は50年ほど前はVK9 PapuaとVK9 New Guniaの2カントリで終わりと感じていました。

この大昔のDXCCの感覚が災いしたのか、それとも貢献したのかわかりませんが、この二か国のIOTA交信戦略としては、YBは現地局の皆様と交流を図りresident局と移動運用に分けて対応する方法でした。ところがP29はやはり欧米豪からのIOTA DXpeditionに頼る方法しかありませんでした。現在もP29の現地原住民のオペレータによる運用は聞いたことがありません。

YB-IOTAの6m推進は交流をはかりお願いをすることです。ところがP29は現地局の免許取得、設備準備となるとかなり厳しいと思います。やはり、欧米豪からの移動運用に頼るしかないようです。

私のHFカテゴリにおける体験では、P29-IOTAはOC-205 P29NI 2009年11月に23番目として交信を完了、YB-IOTAはOC-274 YB4IR/8 2015年4月に59番目として完了しました。

P29-IOTAの完了はG3KHZ DerekさんとSM6CVX Hansさんに出会ったことが功を奏しました。お二人はそれぞれP29NIとP29VCXという個人コールを取得され、P29-IOTAのプランを進めておられるときに接触させていただきました。2005年10月に実施されたOC-205 P29NIへの支援をすることにしました。この時点でお二人はOC-101、OC-102、OC-103、OC-115、OC-116、OC-153、そしてOC-181をP29VCXとP29NIのコールで終了されていました。もちろん、すべて交信させていただきました。

2006年10月にOC-153 P29VCXとOC-115 P29NIから支援を開始しましたが、当時お付き合いをさせていただいていたJA-IOTA friend 15名からドネーション支援をいただきました。DerekさんはそのJA friendsからの支援で日本製の発電機を購入し、P29に常備していただくことになりました。調べましたら27,500円をPaypalで送った記録が残っています。以後のP29VCXとP29NIの運用はすべてJA friendsのご支援によりドネーション対応をしました。

OC-205 P29NIに続き、OC-208 P29VCX、OC-231 P29VLR、OC-240 P29NI、OC-256 P29VLR、OC-257 P29NI、OC-258 P29NI、OC-279 T32MI、OC-280 T32SI、OC-281 T32CI、OC-282 T32VI、OC-283 P29NI。OC-284 P29VCXとT32-IOTAの4島を含み、JA friendsの強力なご協力によりサポートさせていただきました。中にはドネーションとして10万円や5万円を都度送ってくださった局もおられました。

その中でもっとも重要だったのが「Barbarian号」でした。2016年のFacebookに投稿していました。

Barbarian_20241228181301

この船「Barbarian号」のレンタル料がその使い道でした。この船をチャーターできたことがP29-IOTAの完成に大きく貢献してくれました。最後2007年秋ののOC-283 P29NIとOC-284 P29VCX運用の時は当ブログから情報伝達役をさせていただきましたので、普段は1日当たり200アクセスくらいでしたが、この時は4000アクセスを数日超えていました。

これからこの勢いでYB-IOTAとP29-IOTAからのV/UHF運用支援を行ってみたいと考えていますが、ここまでされる局がでてくるか。

2024年12月27日 (金)

IOTA-V/UHF50 or 100の申請にチャレンジされませんか?

2003年にIOTA-V/UHF100が新設され、従来のHFカテゴリに続いてV/UHFカテゴリが準備されました。2024年1月締めのIOTAリスティングにおいてHFカテゴリもV/UHFカテゴリにおける申請者数のJAグループは両方とも世界トップです。JAの金メダル二つというところでしょうか。その軌跡を時系列に追ってみましょう。

2004-vhf-listing_20241227083001

古いリスティングは保存していませんでしたので、製本版IOTA Directoryからの転載です。2004年1月31日締めのリスティングです。IOTA-V/UHFの第一号の申請局はSM7AEDで101件のクレジットでした。条件は50MHzでAF/AN/AS/EU/NA/OC/SAの7大陸からの5大陸100件です。私は50MHzをやっていませんでしたので、ほぼ関心はありませんでした。

 

2006-vhf-listing_20241227094701

2006年の製本版リスティングではI イタリア勢の3局が気づかれて追加してきたようです。第一号のSM7AED局の追加はありませんでした。当時はHFカテゴリとのクレジット合計はまだルールとしてありませんでした。

 

2009-vhf-listing_20241227095001

3年後の2009年リスティングではイタリア勢が2局追加の5局となり7割を占めるになりました。100%、EUのみのカテゴリ状態でした。

 

2011-vhf-listing_20241227095301

2011年は全体で9局と微増です。RSGB IOTA committee(現在のIOTA Ltd)の委員長であるG3KMA Rogerさんが参加されました。JAからの申請者は微塵もありません。トップがI4EAT局の163件と大幅にトップスコアが伸びてきました。また、南米SAの第一号PP5XXが参加と徐々に世界中に伝わり始めました。

 

2014-vhf-listing_20241227095801

2014年は全体で5局増加し14局へ。EU中心のIOTA-V/UHFでしたが、前回の南米PP5XXに続いて北米NAからN4MMが北米第一号として参加しました。

 

2016-vhf-listing_20241227100201

2014年は4局増加して19局へ。JAからJA1UAV、JI1IXW、JE3GRQの3局が参加。2013年のリスティングが手元にありませんので、どなたがアジア1~3号かは不明です。他のアジア局はありませんので、JAの3局の参加でイタリアの7局に次いで一気に世界2位となりました。この後、2016年6月にClubLog Matchingが提供され2017年以降のリスティングや申請者増加に貢献しました。

 

2018-vhf-listing_20241227100701

2018年には23局となりました。イタリア7局(30.4%)、JA3局(13.0%)は変わりません。まだ、国別で競うほどのパワーはありませんでした。しかし、トップのI4EAT局と2位のIW1AZJ局が200クレジット越えを達成しました。素晴らしい実績ですね。

 

Iota-vhf-2020_20241227101101

ここから、IOTA Ltdウエブから入手できるPDF版です。2020年は24局と1件増でした。この時の第2位でしたI4EAT局はCovid-19に罹患し3月にSKとなられました。彼はHFでもYB-IOTA Wanted listへの参加やドネーションなどたくさんのご協力をいただきました。

また、この時の強烈な思い出としてJA6WJL局がHFのIOTA申請を完了され、締められた後にIOTA-V/UHFの申請のお話をされたときに「6mのIOTA申請はしないほうがいいですよ。なぜなら、6mのIOTAは(毎年100件に遠く及ばないほど)たくさんの数も申請できない」と今とは真反対のアドバイスした記憶が残っています。今となってはまさに笑い話です。

 

Iota-vhf-2021_20241227103001

2021年は全体が29局となり、前回にリストを外れたJA1UAV局が復帰し、3局に加え、JH6BPG局、JH4IFF局、JA6WJL局が参画され6局になり、トップのイタリアを追いかけはじめました。JAは全体の2位となりました。

この締めて1か月も経たない頃にIOTA Ltdのオンライン役員会でJH4IFF局からCP JAのJA9IFFさんへ要望を出されたHF分とV/UHF分の申請(料)の合算提案を出されたところ、G3KMA Rogerさんが即決されたそうです。詳細はIOTA CP JAウエブにあります。「HFとV/UHFアップデート申請を同時に行う際の申請料減免措置」(2021年4月)です。JAのパワーが素晴らしいと思います。

実はこの年のリスティングでHFカテゴリにおいて、JAがトップのWを追い抜き、世界トップになりました。これもG3KMAの判断に影響したと個人的には思っています。もちろんHFカテゴリの世界トップはJAからの申請者全員のご貢献です。

 

Iota-vhf-2022_20241227104901

当ブログなどで上記のHFとV/UHFアップデート申請を同時に行う際の申請料減免措置を紹介活動を行いました。6名のJA申請者に加え、JA1SKE局とJA2FGL局の2局に参加いただき8局となりました。あれれと思ううちにトップのイタリアの8局と並んでいました。なんと世界トップの申請者数になっていました。(万歳) この後再び、IOTA-V/UHFに係るルール変更が発表されました。

IOTA-V/UHF50-99の開始です。3大陸から50クレジット以上をV/UHFにて得る。アワードやIOTAリスティングはなしと発表されました。初回のみIOTA-V/UHFの申請料が必要ですが、爾後はHF分とV/UHF分を合わせて処理すれば1回分となります。やらない手はないと思いますがいかがでしょう。また、リスティングはIOTA Ltdウエブではルール通りですが、IOTA CP JAウエブでは特別にリスティングされています。

https://jim0836.wixsite.com/iota/al2023 の最下部の「VHF申請者のクレジットリスト」にV/UHFの100クレジット以上と50クレジット以上がリストされています。

Iota-vhf-2023_20241227113201

8局でイタリアと並んだJAですが、2023年リスティングではJA4LKB局、JA6LCJ局、JF4VZT局、JP7EIP局、JA4GXS局の5局が参画され、トータル13局と断トツの世界トップに躍り出ました。世界トップにあっという間です。

 

Iota-vhf-2024_20241227113701

2024年1月31日締めのリスティングではJA6RJK局が202件にて、とJA3REX局が参加されました。2局ともにHFカテゴリは申請されていないという6mオンリーの局が参加されたことが大きな特徴です。あっという間にIOTA Ltdの政策にマッチして全体の37.0%(15/41)がJAという構成比に変わりました。皆さんの積極的な参加の結果と思います。

IOTA CP JAウエブの2025年までのIOTA-V/UHFリストには、JI3DST局、JA1FGB局、JI2UDK局の3局が追記されて1月末締めを待っている状況です。40%台に乗ります。同ウエブのIOTA-V/UHFリストには50から99のグループも12局がリスティングされ頑張っておられます。50%のJAくらいの断トツのJAに持っていきたいと思われませんか。皆様のご協力をお願いいたします。

 

2024年12月26日 (木)

OC-133 9M6NA Labuan Island 6m QSO ClubLog matching

2024年11月2日の夜に50117SSBにJE1JKL中村さんによる表題のOC-133 9M6NAが出てこられ無事に交信できました。終了直後にちょっと待ってくださいと言われ、CWに移りこちらも無事交信してくださいました。数年前からリモート運用に変えられてもう現地へは行かれず、リモートのみになってしまうと思っていました。

御礼のメール返信には、コロナの関係で現地とリモート運用を行いコンテストに参加されておられましたが、コロナが明けたのでリモート運用を終えてこれからも現地運用されるとのことでした。HFカテゴリ分もOC-133 9M6NAにてクレジットをいただいていましたので、V/UHFカテゴリでもNew one、しかもCWでいただけました。ありがとうございました。

30日後の12月2日のQSO時間の10分前と10分後にそれぞれMatchingを行い、プログラム上30日X24時間の720時間にて判定されているか否かを確認することにしました。

ところが、30日後の同時刻の10分前にはマッチングが当然ヒットしませんでした。そして、QSO時刻の10分後にMatchingを行いましたが残念ながらヒットしませんでした。1時間ほど続けましたが断念しました。ClubLogが9月におかしくなり、パスワードなどの扱い方が変わったためなのかなどなどいろいろ悩みました。リグの調子も悪く、LoTWの登録も3年半かかってまだできない状態が続いていました。

毎週ごとにチャレンジすれどヒットできません。12月に入った途端にリグがおかしくなり、受信できなくなりました。なんと21年経過していましたが、なんとか運よく新しいリグを手に入れることができました。以後は新しいリグの使い方を一生懸命に楽しんでいました。

昨日から再度OC-133 9M6NAのClubLog Matchingにトライしました。IOTA CP JAウエブにあるマニュアルをしっかりと読み直したりし、本日再会しましたら、原因を見つけました。ハムログに入力した8月から11月までのデータ10件の日付がすべて20241110になっていることを発見しました。保管したaidファイル名がJN6RZM20241110.aidとなっていました。

確かに2024年11月2日の9M6NAのデータを入力し、11月10日に保管した証ではありますが入力した10QSOsの日付が20241110にすべてなっていたミスに驚きました、加齢によるボケと片付ければかんたんですが、紙ログからいつも丁寧に入力していますのでミスの原因はこれから抑えるつもりです。

720時間の確認はもちろんできませんでしたが、見事にOC-133 9M6NAのクレジットをいただくことができました。とても難儀しましたが、視点を変えて固定観念で固まった考えを変えることができたので見つけられたと思いました。

ようやくIOTA-V/UHF50に対して31件のcfmです。新しいリグでゆっくりですが、着実にIOTA-V/UHFへのチャレンジをCW onlyにて続けます。

2024年12月24日 (火)

IOTAの件数、クレジット数を調べてみませんか?

DXCCはエンティティ数と言いますが、IOTAの件数はクレジット数というのが正解のようです。IOTAチェイシングを管理している英国のIOTA Ltdのチェックを受けたIOTAがクレジット数となります。もちろん、QSLカードでもクレジットを受けることができますが、日本のJA局の場合はIOTA CP JA担当のJA9IFF中嶋さんが担当されておりカードを送付して受けられます。

2016年6月にClubLog Matchingシステムが提供され、続いて数年後にはLoTW QSO Matchingも提供されました。これにより、QSLカードを確認することなく、電子ログにて作成されたADIfileをClubLogまたはLoTWに登録し、Matchingをかければいとも簡単に貴局のIOTAクレジット数を確認できます。詳細は下記のURLにてできます。

https://jim0836.wixsite.com/iota/manual 

IOTA Check Point JAウエブのマニュアルコーナーです。ここに、手続きの流れ図から始まり丁寧に解説してありますので数時間で登録して確認できます。

FacebookのQSLカード紹介コーナーをよく訪問しますが、紹介されたQSLカードの7割近くにIOTA logoを初め、IOTAナンバーや島名がプリントされていることに気づきます。IOTAのIはIsland、島ですのでたいへん美しい島の写真がとても多いです。QSLカードコーナーで紹介されるケースが多くなることに頷けます。Beautiful QSLカードを並べて眺めると気持ちも和らぎます。

この9月にPhilippines Mindanao Island IOTA OC-130からオンエアされていますJI1FGX/DU9上野さんがDXCCの登録をされていましたので、私の方からIOTAの件数も調べてみませんかと提案し、上記のマニュアルコーナーをお知らせしましたら、なんとその夜に登録されました。しかも申請まで終わられてびっくりしました。私からPhilippinesからのIOTA申請は初ですとお知らせしましたら本当に喜んでくださいました。

JI1FGX/DU9上野さんのウエブをぜひ覗いてみてください。 https://ji1fgx.com/
なんと、2024/09/08 IOTAの申請にこと細かく画面の説明をしてくださっています。感謝

来月1月31日がIOTA listingの年次の締めです。すでにJAはHFカテゴリとV/UHFカテゴリにおきまして世界トップの申請者数に到達しています。HFは4年連続、V/UHFは2年連続のトップですが、HFカテゴリはWの急追でトップの座が怪しくなっています。お一人でも結構ですので新規にIOTAクレジット数を調べるとともに新規のIOTA申請(有料)をしていただければありがたいです。

私は1997年5月にCQ出版社から日本語版IOTA Directory1997を購入してからIOTAを始めました。そのお陰でベランダアンテナAPA-4と100ワットのCWメインで27年もIOTAを楽しんでおります。1994年1月にアパマンハムにて開局し、4年くらいで7BandまでDXCCを完成したころにIOTAに出会いました。一度辞めたハムで再開局ですが、こんなに長く楽しめるとは思いませんでした。

IOTAを長く楽しむそのコツは人によって異なると思いますが、①My IOTAリストの整理と、②日本語版IOTA Directoryの精読の二つと思います。①はMatchingをするとPCの中で自動的に作ってくれます。②はIOTA Check Pointウエブに日本語版PDFが準備されています。85ページものですが、プリントアウトして机上に置かれると役に立ちます。私は製本版を10冊保有しています。2万円くらいです。

海外局からもたくさんのご質問をいただいています。英語の勉強に楽しく役立てております。

2024年12月16日 (月)

AS-101 HS0ZLNの6m運用を確認する

小学5年生のときに教科書に同封されていた地図帳を見て以来、地図大好き人間に育ってしまいました。最近はPSKreporterを良く見ながらチェックを行います。11月下旬にカンボジアからタイ、マレー半島を見ていましたらタイランド湾側の半島近くに15m色の風船があるのを見つけました。マウスを当てるとHS0ZLNが出てきました。間違いなくIOTAに該当していました。

QRZ.comやClubLog、IOTAウエブを確認しました。スイスご出身のHB9BXQ Renatoさんのタイでのコールサインでした。IOTAはAS-101 Samui Islandになっています。2013年に首都バンコクからWW CW contestに参加され、2016年から再度バンコクから運用、2018年からは現在までAS-101 Samui Islandから11-12月にWW CW contestを中心に運用されているようです。

AS-101からの運用は2018年から現在までですが、IOTAウエブのAS-101には登録されていませんでした。ClubLogにも登録されておらず、2018年以降のWW CW test中心のクラスターレポートでも「AS-101」の記載はありませんでした。2018年以降にAS-101とわからず交信されている局もおられるかもしれません。クラスターもほぼHF運用でCWがメイン、近年に少しFT8がレポートされていました。6m運用はないようです。

本日、Renatoさんへメールを送ります。IOTAのご報告、ClubLog/LoTW matchingの説明、IOTA-VHF運用のお願いなどをしてみたいと思います。距離的には問題のないところです。1994年4月にAS-101 E28DXにて6mの運用もあったようです。

2024年12月15日 (日)

OC-150 YB9/ON6HX Lombok Island 6mQRV!

JE3GRQ京都の髙田さんからのQSPです。

2024年12月3日に6mFT8で交信された表題のOC-150 YB9/ON6HXの詳細です。QRZ.comには再度のOC-150 QRVとあります。そのため、IOTAウエブではすでにOC-150にて承認され、電子照合可能な運用にもLoTW QSO Matchingで登録済みです。

ただし、QRZ.comの日付は2024年12月27日から2025年2月6日までのLombok運用とあります。髙田さんがメールで確認されているそうです。LoTW QSO Matchingも2025年1月31日締めのIOTAリスティングに十分に間に合いそうです。

OC-150のIOTA-VHF運用は過去にYB9KA Kardiさんが実施されています。

(Tnx JE3GRQ)

 

Callsigns YY/MM/DD UTC FREQ Remarks Reporter
========================================================================
YB9/ON6HX 24/12/12 1001Z 14077.7 CQ JT65 ON6HX
YB9/ON6HX 24/12/12 0941Z 14074.0 FT8 -01dB from OI81 1142Hz YC1JEL
YB9/ON6HX 24/12/12 0153Z 14077.2 CQ JT65 ON6HX
YB9/ON6HX 24/12/12 0112Z 18100.0 NA6JD
YB9/ON6HX 24/12/08 1404Z 18100.0 tnx QSO ES2DR
YB9/ON6HX 24/12/06 1201Z 18103.5 CQ JT65 ON6HX
YB9/ON6HX 24/12/05 0736Z 50314.9 VK3ZAZ
YB9/ON6HX 24/12/05 0517Z 50315.4 tnx ft8 73 VK3ZAZ
YB9/ON6HX 24/12/04 0256Z 18103.5 cq jt65 ON6HX
YB9/ON6HX 24/12/03 0918Z 50099.0 also 50110 SSB JA9RRH
YB9/ON6HX 24/12/03 0759Z 50313.0 FT8 1251Hz calling JR3 stn. JG1TSG-#  

2024年12月13日 (金)

Cezar tripと物価高と新しいリグ

AS-179P AU2KとAS-153 AU2Sの運用は本日で終了します。残念ながら私はその信号すら聞くことはできませんでした。毎回、20USDのドネーション支援や書籍の購入をしていましたが、いろいろな環境変化で今回は見送ってしまいました。昨年のOC-299 V62Sは手持ちのUSDを郵送で送りQSLカードを回収できました。今回は現地のノイズ発生に勝てず14MHzCW運用はできなかったようです。

2年ほど前からコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻の影響を受けて毎月のように国内の諸物価の値上げが報告され続けています。私の場合は20年位前からIOTAのNew oneはすべて一本釣りでSASEにて交信したら即時郵送していました。OQRSシステムの提供でも1番に届けられるスピード体制にしていました。我が家の物価高騰は2年前と比較すると生活費が月平均81,000円も上昇し相当の負担が顕在化してきています。

3年半前にIOTA-VHFを新たに開始しOC-001 VKを初めとし、HFではすでに請求する意欲が湧かないところからクレジット取得をどうするかという対応が必要になってきました。ドネーション支援で自動的に送っていただくルーティンでやっていましたが、VKからのOQRSも4~5USDかかってしまうことに気づきました。当然にMatching登録の依頼を実行しコスト低減化をはかり続けます。

それでもCezarさんにはひと声をかけようと思っていた12月1日にメインリグがとうとうダウンして受信ができなくなりました。以前よりRFゲインが途切れるようになっていました。ちょうど21年間使用しましたので修理に出すのも恥ずかしい状態でした。また、LoTWの登録も3年半も前に開始しましたがうまくできず状態でIOTAチェイシングには主流になったLoTW QSO Matchingができないままであります。

IOTAどころかハム自体を辞めることを考え始めたときに救いの神が現れ、さきほど宅配便で新しいリグが届きました。いまはネットで買えるんですね。時代が変わったものです。Squeeze keyも調子が悪いのでこの際にと色気を出してひいきにしていました福岡市内のハムショップを調べましたら、ネットは残っていましたがその内容は全滅状態でびっくりしました。そういえば21年間訪問していないことに気づきました。

Cezarさんと交信することを諦めたため、ゆったりした時間を逆に過ごすことができてしまいました。アンテナがアパマンアンテナのために24時間体制の感覚でCWワッチを長く続けていました。いつの間にか数追いの無線になっていましたので、新しいリグではボケ防止を兼ねたゆったりとCWによる交流を目指したいと考えています。

2024年12月10日 (火)

JJ8DEN 帯広の泉さんがIOTA申請をされたようです

大平洋の珍しいIOTAから長い間IOTA DXpeditionを実施されています北海道帯広市のJJ8DEN泉さんがIOTA申請をされたとIOTA CP JAウエブに掲載されました。一般的にJAからのIOTA DXpeditionは比較的レアなところよりもJAから見て地味なところからの運用が多いのです。但し、JA以外のEU/NAからはJAから地味でも貴重なIOTAになるケースもまだまだ多いです。要するに「未交信のIOTAはすべてNew」ということでしょう。

https://jim0836.wixsite.com/iota/app2024

「Thanks new entries: JA1WTO, JF1QHQ, JG1GPE, JK1DMX, JR0VSF, JI2UDK, JJ8DEN」」と掲載されています。

泉さんはすでに海外のIOTAチェイサーからはAランクのIOTAからの運用をたくさん実施されています。私も30年間のJN6RZMの運用でたくさんのIOTAサービスをいただきました。IOTA申請を実行してくださり、なんだか大きな味方を得たような気がしました。(笑い)

コロナ禍の中で低迷していたハムの運用に光が差し始めた感がします。

私も21年使っていたリグの調子がここ数年悪かったのでが、新しいリグに買い替えることを決めました。コロナ禍で気持ちも低迷していましたが、100歳まで無線ができるように投資することに決めました。

残念ながら泉さんへお祝いのメールを送ろうとアドレスを探しましたがいつものようにわかりませんでしたので当ブログにてお祝い申し上げます。

 

2024年12月 2日 (月)

OC-130 JI1FGX/DU9 Mindanao Island QSLmgrからのメッセージ

本年再開局をされました表題のOC-130 JI1FGX/DU9 Mindanao Island の新しいQSLカードが刷り上がったとのメッセージがJJ2VLY櫻井さんのご主人よりQSLmgrのFacebookに投稿されました。9月くらいから猛烈に各バンドでービスされたためか、前のQSLカードが無くなり印刷のため返信の間が開いたようです。コメントにおける質問の回答もたいへん参考になります。QSLmgr側の気持ちがわかる内容で参考になります。

Ji1fgxdu9-qsl1 Ji1fgxdu9-qsl2

3年前にIOTA friendのJF4VZTさんがIOTA-V/UHFカテゴリへのチャレンジでOC-130 Mindanaoの6mが欲しいとお聞きし、JI1FGX上野さんへメールをいれました。東京におられ2アマか何かの受験中でしばらくPhilippinesに戻らないとの回答をいただきました。その時はMindanao島のDU8VJさんにお願いして無事にVZTさんは1クレジットを得られました。3年前でもVHFのOC-130はまだまだレアだったようです。

諸外国の郵便料の高騰には驚いていますが、Matchingシステムの活用により少しはコストを抑えることができています。QSLカードの送り方の基本を見失いそうな雰囲気でもありますが、櫻井さんのコメントはmgr側から見た分かりやすい回答と思いました。

2024年12月 1日 (日)

AS-136 BG4TRN & B4/BG4TRN Chongming Island Dec 2024

この朝にPSKREPORTERに久しぶりのAS-136 BG4TRN Chongming Islandからの15m運用の風船を見つけました。私も6mの赤風船にしたままでチェックしていましたので、他のバンドチェックを漏れていました。

As136-bg4trn_20241201103101

2024年12月1日(日)午前10時過ぎくらいのPSKmapです。BG4TRN Taoさんの実家からの運用です。一昨年からIOTA-VHF運用のお願いをさせていただき、昨年3月にご友人のBA4TB DaleさんやIOTA validationチームに直接相談いただき、6mはB4/BG4TRNにてサービスされることに決められQSLカードも別途作ってもらえました。

QRZ.comのbiographyに掲載されたBG4TRNとB4/BG4TRNのClubLogです。

Bg4trn-clublog

QRZ.comの最終メンテナンスは「 Last modified: 2023-12-05」。 上のBG4TRNの期間は「28,860 QSOs logged between 2014-08-16 03:55Z and 2024-03-05 11:17Z」(おそらく、AS-136の実家運用と上海中心部からの運用が混在しているようです)、B4/BG4TRNの期間は「331 QSOs logged between 2023-05-21 17:50Z and 2023-07-20 09:09Z」(こちらは完全にAS-136実家のみの運用)です。

昨年2023年5月から7月までB4/BG4TRNにてAS-136から331QSOsの運用をされ、以後は不在となったようです。300局くらいに6mサービスを実施された結果でその後の運用はありません。未交信の方には不幸中の幸いかもしれませんが、私も未交信に終わって1年半が経過しようとしています。理由は6mCWオンリーのせいかもしれません。東シナ海を挟んで九州と中国大陸の上海との交信ですのでまだまだ機会は作れます。

ちなみに電子照合可能な運用を調べてみると、AS-136のMatchingリストではClubLogもLoTWともにB4/BG4TRNとBG4TRNにて利用可能になっていました。つまり、AS-136 BG4TRNにおいてChongming Islandに滞在している期間が登録されている可能性がありそうです。

IOTA-VHF専用と思えたB4/BG4TRNのみならず本日運用されているAS-136からのBG4TRNもMatchingできるかもしれませんね。

まずはTaoさんにChongming Islandの滞在期間を問い合わせてみたいと思います。不幸にも(?)未交信の局がおられましたらご一報ください。私と未交信の局がまだいますとQSPしてみたいと思います。1週間以内で連絡します。

« 2024年11月 | トップページ | 2025年1月 »