P29-IOTAは23件もあります。当初、この数に驚きました
1997年4月30日にCQ出版社から届いた「日本語版IOTA Directory1997」を拝読し、最も驚いたことはYB-IOTAが59件、P29-IOTAが23件、合計82件のIOTA巨大島グループの存在でした。私のベランダからのアパマンアンテナでも届く範囲と思いました。その体験をもとに3年半前からIOTA-VHFカテゴリにとりかかり、この攻略を夢見るようになりました。
YBは現地局がたくさんいることを知っていました。しかしP29は欧米豪系の局が少ない回数で運用していましたので、P29-IOTAとの交信の難しさを感じたことでした。それまでのDXCC感覚ではYBは1局、P29は50年ほど前はVK9 PapuaとVK9 New Guniaの2カントリで終わりと感じていました。
この大昔のDXCCの感覚が災いしたのか、それとも貢献したのかわかりませんが、この二か国のIOTA交信戦略としては、YBは現地局の皆様と交流を図りresident局と移動運用に分けて対応する方法でした。ところがP29はやはり欧米豪からのIOTA DXpeditionに頼る方法しかありませんでした。現在もP29の現地原住民のオペレータによる運用は聞いたことがありません。
YB-IOTAの6m推進は交流をはかりお願いをすることです。ところがP29は現地局の免許取得、設備準備となるとかなり厳しいと思います。やはり、欧米豪からの移動運用に頼るしかないようです。
私のHFカテゴリにおける体験では、P29-IOTAはOC-205 P29NI 2009年11月に23番目として交信を完了、YB-IOTAはOC-274 YB4IR/8 2015年4月に59番目として完了しました。
P29-IOTAの完了はG3KHZ DerekさんとSM6CVX Hansさんに出会ったことが功を奏しました。お二人はそれぞれP29NIとP29VCXという個人コールを取得され、P29-IOTAのプランを進めておられるときに接触させていただきました。2005年10月に実施されたOC-205 P29NIへの支援をすることにしました。この時点でお二人はOC-101、OC-102、OC-103、OC-115、OC-116、OC-153、そしてOC-181をP29VCXとP29NIのコールで終了されていました。もちろん、すべて交信させていただきました。
2006年10月にOC-153 P29VCXとOC-115 P29NIから支援を開始しましたが、当時お付き合いをさせていただいていたJA-IOTA friend 15名からドネーション支援をいただきました。DerekさんはそのJA friendsからの支援で日本製の発電機を購入し、P29に常備していただくことになりました。調べましたら27,500円をPaypalで送った記録が残っています。以後のP29VCXとP29NIの運用はすべてJA friendsのご支援によりドネーション対応をしました。
OC-205 P29NIに続き、OC-208 P29VCX、OC-231 P29VLR、OC-240 P29NI、OC-256 P29VLR、OC-257 P29NI、OC-258 P29NI、OC-279 T32MI、OC-280 T32SI、OC-281 T32CI、OC-282 T32VI、OC-283 P29NI。OC-284 P29VCXとT32-IOTAの4島を含み、JA friendsの強力なご協力によりサポートさせていただきました。中にはドネーションとして10万円や5万円を都度送ってくださった局もおられました。
その中でもっとも重要だったのが「Barbarian号」でした。2016年のFacebookに投稿していました。
この船「Barbarian号」のレンタル料がその使い道でした。この船をチャーターできたことがP29-IOTAの完成に大きく貢献してくれました。最後2007年秋ののOC-283 P29NIとOC-284 P29VCX運用の時は当ブログから情報伝達役をさせていただきましたので、普段は1日当たり200アクセスくらいでしたが、この時は4000アクセスを数日超えていました。
これからこの勢いでYB-IOTAとP29-IOTAからのV/UHF運用支援を行ってみたいと考えていますが、ここまでされる局がでてくるか。
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