神奈川県の江の島はIOTAに該当しない？

JO1CRAさんから、JA1関東地区沿岸のIOTA AS-206は二つしかない、猿島と浮島のみで、前者はハンディ機の持ち込みのみOK、アンテナを建てるなどは不可。後者は個人所有のため無線を自由にできないとのコメントをいただきました。

本日、午後から4時間くらい宮城県の気仙沼大島から三重県の答志島までの海岸をGoogleMapを用いて確認してみました。整理する時間が必要ですので島のピックアップのみで備考などがバラバラです。整理して後日報告しなおします。

その中で気になったのが表題の神奈川県鎌倉市の江の島です。江の島大橋が架かったために東側の海水浴場から砂州が橋の下まで延びてきて江の島までの距離が少しずつ縮まっているようです。しかしながら、Streetviewでも確認しながら間の距離を測ってみると220mくらいです。この数字ですと、IOTAに該当してしまいます。

全国に名の知れた江の島が私が始めた1997年からずっと対象外になっている理由を聞いたような、なかったような。加齢とともに記憶力が落ちていることを否めませんが、どなたか理由をご存じないでしょうか。

江の島を上空から見ると西半分は昔からの山地の緑あふれる自然体ですが、東半分は埋め立てでできた大きな駐車場が二つほど広がっており、この割合などで除外されているのかなと知りたくなってしまいました。

【追記】

IOTA Check Point担当のJA9IFF中嶋さんより「干潮時の距離で判定する」との回答をいただきました。

GoogleMapとStreetviewで江の島大橋の両側から確認してみて当記事を書きました。大きな橋が架かると海岸流が砂を運び橋に沿って溜まってします減少が起きるようです。茨城県や千葉県の太平洋側は波が大きいために砂がたまり砂州が成長できないようです。

私の住む福岡市は金印で有名な志賀島がありますが、60年くらい前はまだつながっておらず橋の下は20~30cmくらいの隙間がありました。現在は完全に舗装道路で繋がってしまいました。先月の西日本新聞では「元橋がかかっていたところの電柱がすべて取り除かれ、道路も完全舗装し景観がよくなった」と報道していました。博多湾はこの海岸流による砂州がたくさんあります。