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2025年8月

2025年8月29日 (金)

私の残しているIOTA-Oceania 18件

1997年5月に日本語版IOTA Directory 1997をCQ出版社から購入して28年になります。その3年前の1994年1月にCW QSOを再開したくJN6RZMのコールにてAPA-4と100ワットリグで開局をしました。さらにIOTAと出会ったことが2025年の本日まで31年もハムを続けることができています。本当にIOTAの深さに感謝しています。もうそろそろ閉局しても良いかなと思う事もあります。

これからもハムを続ける目的のひとつはIOTA-VHFカテゴリへのチャレンジです。そしてもう一つはHFカテゴリでは下記のIOTAオセアニアの未交信18件へのチャレンジです。オセアニアIOTAはトータルで300件、2件が消滅。差し引き298件のうち280件をクレジット済みです。アパマンアンテナでの実績です。ただし近場のみということです。

IOTAオセアニアの残りは10件の未交信と、8件のProvisional(仮番号)の内訳です。この18件の情報を常に収集し目を光らせているつもりです。生きているうちに何とか完遂したいです。おかげ様で間違いなく長生きできそうです。

私のIOTAオセアニア未交信の内訳です。①~⑩までが一般的に未交信、⑪~⑱はProvisional IOTAです。

①OC-055 KH6,7 French Frigate Shoals
②OC-056 VP6 Henderson Island
③OC-068 ZL Snares Islands
④OC-074 ZL9 Auckland Islands
⑤OC-113 FO Actaeon Group
⑥OC-190 KH8 Rose Atoll
⑦OC-214 VK6 WA State (NW Coast) East group
⑧OC-248 T8 South Palau group
⑨OC-278 V73 Ujelang Atoll
⑩OC-286 ZL Antipodes Islands

⑪OC-287 ZL Bounty Islands
⑫OC-288 KH6,7 Nihoa Islands
⑬OC-289 KH6,7 Necker Island
⑭OC-290 KH6,7 Gardner Pinnacles
⑮OC-291 KH6,7 Laysan Island
⑯OC-292 KH6,7 Lisianski Island
⑰OC-293 KH6,7 Pearl and Hermes Atoll
⑱OC-300 T31 Mckean and Nikumaroro Atolls

①OC-055はIOTAを始めたばかりの1997年秋にN4BQW/KH6によるTern Islandからの運用がありました。その運用が最新です。宇宙飛行士で有名なChuckさんです。21MHzSSBで大パイルを聞くことができましたが、コールサインを見つけ出さないうちに終わってしまいました。

ここにはハワイ大学の研究チームが1年間半年ごとの入替で計20名ほど滞在しています。レクレーションルームに無線機があり、メール等で運用のトライを続けたことがありました。東日本大震災時にはメンバーは屋上で仮眠していました。最後のChuckさんの運用から28年運用がありません。

②OC-056は、VP6AJ Henderson IslandをOC-186 Ducie Islandの延長としてK9AJ等が2002年3月に運用しました。21MHzSSBで聞くことはできましたが短時間の運用で逃がしました。Pitcairn Islandに住むYL局VP6MW Meraldaさんも/Pで同行して運用されたことがありますので、Henderson Islandの情報交換をしたことがあります。23年未運用です。

③OC-068は超レアと言われています。1969年12月のZM1BN/Aのみの運用です。56年前です。上陸が制限されているのではないかと思います。

④OC-074 Auckland Islandsは1988年にZL1AMO等が実施し、90年代に3回あったのみ。すでに28年間未運用です。ZL9のDXCC運用で見た場合、OC-074よりOC-037 Campbell Islandの方が実行しやすいそうでOC-074のニーズが高くなっています。また、NZ自体が物価高と低賃金が長年続いているためハム自体がとても少なくなりました。50年前はWAZLなどのアワードを楽しめていました。

⑤OC-113 2018年10月にOC-297 Morane AtollがOC-113から分割し誕生しました。VE3LYCがOC-297/OC-113から2018年12月に運用しました。見事にOC-297と交信しましたがOC-113のパスを得られずこれも見事に未交信でした。7年前です。

⑥OC-190 Rose Atollは現在、上陸禁止です。N3QQ Yuriさん等が2012年に米国の管理機関USFWSに交渉され、KH8RRC/Pにてトライされましたが許可になりませんでした。WH6BLQ/KH8 Rose Atoll(Nov 1993)の1回のみの運用です。32年前です。

⑦OC-214 Lacepede Islandsは2018年にVK5MAV Andyさんがゴーサインを出され、私もドネーションギャザリング支援を開始しました。数日後に取りやめになりました。比較的VK本土から近いのですがおそらく上陸許可が必要なのかもしれません。1996年5月運用のVK6ISLのみ、29年前になります。

2016年5月6日の当ブログの記事にLacepede Islandsは本土から30kmくらいで渡船のサービスもあると書いていますね。Andyさんに一度相談してみたいと思いました。

⑧OC-248はT88SI Sonsorol Island(2002年1月)のみの運用です。残念ながら見事に交信できませんでした。しかし、その2か月後の2002年3月にPalauに住むT88BAがPalauの島々を船で巡回してサービスされました。OC-248 T88BA Tobi Islandにて世界で一番にOC-248のQSLカードを入手できました。

なんと、2019年6月にOC-296 Tobi and Helen IslandsがOC-248から分割されて泣く泣くOC-248からOC-296へシフトしました。再びSonsoral Islandのみとなり23年間未運用です。ここはfacebookでSonsorolクラブがあり情報収集と交換を続けています。

⑨OC-278 V73RRC Ujelang Atollのみの1回だけです。N3QQ Yuriさんをサポートし、JA friendsのご協力でドネーションギャザリングを行いました。ところが1回目は失敗に終わりました。個人的には随分と激励し、2回目のドネーションをお送りし、数か月後に再びシアトルからトライしてくださいました。見事に仕事と重なり落としました。最も出費しているにもかかわらず未交信です。2010年10月でしたので15年前です。

⑩OC-286 ZL9A Antipodes Islands 2016年1月運用です。難破船から移り住んだネズミの大量発生の駆除のために何年かに1回のイベントに乗っかってVE3LYC等が運用しました。DXCC上ではNew Zealand Subantarctic Islandsとなるため、欧米のパイルは半端なく強く、最終日に10MHzCWにてチャンスがありましたが見事に逃がしました。まもなく10年になりそうです。同島の次のネズミ駆除を探してみます。

ここからはProvisional IOTAです。

⑪OC-287はまったく情報なし

⑫OC-288~⑰OC-293 Hawaiian Islandsの6IOTAsは前述のOC-190のN3QQ等がKH6RRCにて米国管理機関へトライされたことがあります。また、2024年にFacebookにOC-288からOC-293において島に流れ着くゴミの大掃除を目的に特定の人数にて作業をされている写真付きの記事がありました。寄付を求める面もありますので丁寧に報告してありました。島名で検索すればヒットする可能性があります。

⑱OC-300はOC-043 Phoenix Islandから2019年6月に分割して誕生しました。Google検索で当ブログの過去分記事を見つけることができます。6年経過しているのはCovid19の大きな影響とOC-043 Kanton Islandからさらに先に行く費用が高すぎるのではないかと思います。個人的には2019年6月の分割後、2024年に分割誕生をしなかったためにNew誕生の機運がなくなってしまいましたね。

5年に1回くらいはブログで情報発信をしています。海外からの当ブログへの訪問も結構ありますので赤い糸がつながって欲しいと願っています。18件に関してはもっと深く情報を持っています。10年くらい前まではメール等による情報交換で刺激し合って実現を近づけることをやっていました。

 

2025年8月28日 (木)

SA-100 3G1P Ilotes Pajaros Islandsの周辺状況

ClubLogには、
Log to search: 3G1P
2,584 QSOs logged between 2025-08-18 20:10Z and 2025-08-21 12:59Z と、8月18日から21日までの3泊4日の運用に終わりましたが、昨日のコメントにありますとおり、島に置いてきた機材が波にさらわれるほどの高波が25日か26日に起こったようで背筋がぞっとしました。

当ブログにも書きました通り、8月運用の打率の悪さも影響しましたが14MHzCWとSSBの信号は私のアンテナではキャッチができませんでした。事後確認になりますが重い腰をあげてIlotes Pajaros Islands周辺状況を調べてみました。

Sa100-0

GoogleMapで確認しますと、南米大陸の西側1500mくらいに位置しています。確かにIslands(諸島)ではありますが、ほぼ岩山で波の中に少し頭を出していました。大陸側にはチリ国道1号線が海岸にそって通っています。平地は1000~1500mくらいの幅でその先はアンデス山脈になります。乾いた感じです。詳しく調べると国道上で走っている車は少ないです。CE6TBN Marcoさんからは高速バスが通っていると聞きました。

Sa100_20250828070001  

(マップは左が北、右が南です。チリ国道1号を確認できます。 左下にSA-100が位置しています)

北側1500mにはレストランがあり、さらに1000m北側には住宅地が100軒ほど確認できました。この住人に協力を貰えたらなあと思ったりしました。その人たちがウエブの写真に写っていた人たちでしょう。

チームが運用した岩山はウエブの写真で判断するとかるく10mを超えた高さで頂上の狭いスペースでの運用でした。これを軽く超える波がくるとは自然の強さを感じてしまいます。

Sa100-1_20250828065401

南米本土側のチリ国道1号線上からStreetviewによりIlotes Pajaros Islandsをはっきりと見ることができます。おそらく波が無ければ泳いで渡ることができそうです。じっくりこの写真を見ているとそういう気が起きてきます。

SA-095 CE4A Pupuya Islandとほぼ同じような環境といえます。いずれも2回目の運用は厳しいかもしれません。

2025年8月27日 (水)

SA-100 3G1Pの被害

この朝のVE3LYCのIOTA-chasersレポート[IOTA-chasers] 3G1P - very bad newsとDX-Worldの3G1Pの報告には驚きました。岩山に残してきた機材は後日現地サポーターに回収してもらうということでしたが、八木アンテナ以外はすべて海の中に流されたとレポートしています。リニアやIC-7000、バンドパスフィルタ、ホンダ発電機とあります。私個人も被害に遭ったことになりました。

それは2013年1月に実施されたSA-096 LU6Wの時も2台のIC-7000などの機材が初日の夜に島から退避している夜間に波にさらわれてしまいました。エレキーも紛失したために、二日目からは唯一つ残ったマイク付きのリグにより14MHzSSBのみの運用で終日を迎えた記憶が残っています。

今回の3G1P運用も一晩残っていたら、Cezarさんも波にのまれた可能性が高いと思うとぞっとしてしまいます。SA-096 LU6Wのときは私は20USD札2枚の40USDをQSL請求時に同封し寄付した記録を残しています。新しいIC-7000の購入に使ってとメモをいれました。

今回、そのIC-7000も太平洋の藻屑となったのでしょう。すでに12年が経過しましたので買い換え時かもしれません。この状態を今後も続けるのでしょうか。私はIOTA Ltdの経営にもっと力を入れて1,500名ほどのIOTA申請者全体の喜びを見出して欲しいと思っています。

 

EU-178 ES8/SP5APW Kihnu Island for IOTA-VHF

425DXnews#1790にP5APW JaceckさんのEU-178 6m 運用が先週末に使用会されています。

ES - Jacek, SP5APW will be active from Kihnu Island (ES8, EU-178) on 26-
29 August. He will focus on 6 metres, but "I don't rule HF activity
out", he says. QSL via Club Log's OQRS. 

この朝にFacebookに進捗が報告されました。ご本人かと思えば同行の息子さんの文章でした。今回はワイフのMariaさんから代わったようです。詳細に書いてありますのでそのまま訳文を転載します。なお、EU-178はHFでもリクエストに応じるとのこと。また、この後はアジアに展開し、AS-046 Tioman Islandから9月9日から16日までのブランを口頭でいただいています。

何年かぶりに父と二人だけの旅行へ。. ロコモーションの手段としてエストニアのキヌ島を選び、同時に新しいミニキャンピングカーVWカリフォルニアがサービスしてくれました。
このような目的地の選択は、短い言葉で言えばパパの情熱と、特にIslands On The Air (IOTA)プログラムに関連しています。 この番組は、世界中の様々な島を「入隊」することを目指しており、島とつながり、そこから放送することで島を活性化することで、このエントロールが行われます。 アクティベーションモードを成功させるためには、常に単純なものではなく、多くの要因に依存する適切な接続数(100)を確立する必要があります。
お父さんが好きだった6mバンドではこの時期がベストではないので、チャンスを増やす為に現場時間を最大化することにしました。 だから旅行はできるだけ早くしなければならなかった。 月曜の朝に出発し、900km未満のドライブ後、美味しいリトアニアのツェッペラインを一泊で、夕方パルナワにチェックイン。 残念ながら、私たちは早朝にフェリーに乗って島に向かう必要があるため、このリゾートを訪問することはできませんでした。 ホテルから朝食ボックスを持って、日の出のビーチを見て、ムナライウ港に向かった。
美しい海の景色を見ながらの朝食を食べた後、フェリーに乗り、たった1時間余りの心地よい穏やかな揺れの後、キヌ島に上陸しました。
その島は面白そう。 それは小さくて、長さ7km、幅3kmしかありません。 北欧、ドイツの秩序(美しく刈られた芝生、手入れされた庭、一般的なオードヌング)と一般的な平和が混在しているようです。 時折、茂みの奥からムーミンが出てくるようです。 ここに到着したのは、おそらくメインシーズン後にポーランドからの学生グループ以外は、実際誰にも会うことはなく、大量の観光客に順応していることがわかります。
現場では早速アンテナ(写真はこの工程のタイムラプス)を張り、ラジオのテストを始めました。 後で父はラジオの仕事に集中し、私は「キャンプ」を設置しました。 私たちはこれらの両方の活動の結果に非常に満足しています。
夕方、私たちはまだビーチに散歩に行きました。会うことなく(テントにいる学生を除いて)生き生きとした精神です。 室内は限られたスペースにも関わらず、キャンピングカーからでもパパがラジオで作業できるように機材を設置しました。 明日は第二アンテナを設置して、やっと作業する予定です。

IOTA DXpeditionのイメージを想像させてくれる文章です。OM3JWとOM2DX親子のようにJacekさんの息子もハム免許を取得して一緒に楽しまれるとよいですね。

My IOTA-CEのレポート

南米チリのIOTA-CEは現在22件です。1997年から12メータハイのベランダアンテナAPA-4で28年もIOTAチェイシングを楽しんでいますが、22件中16件のクレジットを済ませ残りは6件です。日本の真裏に当たるために交信できる確率は高いです。VE3LYCの企画のIOTA DXpeditionはオセアニアシリーズは交信可能性が90%を超えるために必ず事前ドネーションを実施していましたが近隣のオセアニアでも2件落としています。

私のベランダアンテナAPA-4も3基目になります。通算で32年使用していますが長年使用していますとやはり性能が落ちてきます。さらにAPA-4を提供する和歌山市のミニマルチアンテナも2023年9月30日に廃業されてしまいました。4基目はもう手に入らなくなりました。正直ショックです。6mアンテナと同様にこれからMy antennaシステムを考えなければいけない悩みがでてきています。

その様な環境の下でVE3LYCがSA-100 3G1Pのプランを7月初めに発表されました。なんと8月19-25日のJAの真夏です。ドネーションはしても良いのですが、交信確率が低い場合でオセアニア以外は事後ドネーションにしています。その判断のため過去のMy IOTA-CEを調べて事後のドネーションにすることにしました。


クレジット済みの16件のIOTA-CE+参考にSA-096 LU6Wの17件です。IOTA番号、コールサイン、交信年月日(exp 99は1999年)です。

SA-001 CE0Y/JA7KXD 990105
SA-005 CE0ZY 000219
SA-008 XQ8ABF 980328
SA-013 XR0X 020321
SA-018 CE6TBN/7 011020
SA-032 CE6TBN/8 040117
SA-043 CE6TBN/7 050321
SA-053 XR7W 080210
SA-061 CE6M 030115
SA-069 3G1A 020719
SA-070 3G5Q 030222
SA-064 CE7AOY 971123
SA-085 3G1P 030315
SA-086 XR2D 020224
SA-091 CE7AOY/8 011218
SA-094 CE8A 050212
SA-096 LU6W 130105 

あくまでも私のAPA-4と100wでの実力です。なんとSA-069の7月交信以外はすべて10月から3月までの交信でした。他の47件の南米IOTAのクレジットデータを調べましたが8月のQSOはSA-029 PY1OW/P 040821と、SA-055 L80AA/D 010811の2件のみでした。交信可能性はかなり低いと判断してしまいました。万一交信できたら寄付を実施することにしました。彼のプランには毎回20~50USDくらい送っています。

ちなみに上記のSA-096 LU6Wと、SA-095 CE4A Pupuya IslandはVE3LYCが実施したIOTAペディションですが、CE4Aも2011年11月に実施されています。

2025年8月26日 (火)

SA-085 3G1P Pan de Azucar Island (Mar 2003)

混乱させてしまいますが、2003年3月に運用されましたSA-085 3G1P Pan de Azucar IslandのQSLカードを紹介します。SA-100 3G1Pと同じコールですが、あくまでもご参考です。

Sa085-3g1p

2003年3月15日のお昼過ぎから夕方までに、21MHzSSB、14MHzCW、10MHzCWの3QSOsで簡単に交信できました。SA-085はNew IOTAでした。via XQ1IDMにて2GSのSASEで3月15日の当日にポスト投函、ちょうど半年後の9月15日に受領しました。このころは「とにかく1番にSASEを届ける」を目的に事故率の低減と回収率の向上に努めていました。

SA-100 3G1Pが交信できなかった腹いせの掲載ではありませんのでご安心ください。あくまでも話題提供です。(笑い)

2025年8月25日 (月)

SA-100 3G1P ClubLog登録、すぐにチェックを開始

この朝に表題のSA-100 3G1PのClubLogを開始されました。私の概算予想の1200QSOsを軽く超え、2倍を超える2,584 QSOsに達したようです。

Log to search: 3G1P
2,584 QSOs logged between 2025-08-18 20:10Z and 2025-08-21 12:59Z

近年はHFチェイシングを卒業し、VHFチェイシングをやっていますが、VE3LYCの運用時は一生懸命にワッチしていますが今回は全く入感することはありませんでした。

すぐにチェックしたのは2025年2月時点でIOTA HFカテゴリで5年間未申請候補になられました40局の3G1Pの結果を確認しました。当初の年間未申請候補は2局減少して現在38局になります。現在のJA申請者数HFカテゴリは252局です。これが40局そのままリスト削除になると正直一大事になります。毎年、アップデート申請のお願いを実施しています。

しかし、5年間申請されない局は毎年その割合を増やし半数以上がアップデートされずにリスト削除になっています。

毎年、12月初めにCP JAの中嶋さんに対象局すべてへ直接にメールにて対象者にアップデートのお願いメッセージを送っていただいております。私のお手伝いはそのためのリスト作りです。①ハム免許の保有状況、②JARL会員、③AU2Kとの交信、④3G1Pとの交信、⑤ClubLog利用状況を可能性のパラメータとしています。

残念ながら①は3名が免許切れ、②はとても優秀で34名がJARL会員です。③昨年秋運用のAU2Kは38名中16名が交信済みで、アップデート申請は高いとみていました。ところが、④の3G1Pは38名中4名しか交信済みではなく、4名はアップデート申請を間違いなくされるでしょう。③の16名と4名との差が見えなくなってしまいました。IOTA申請者の気持ちがIOTAから離れないよういろいろな企画を必要としている気がします。

38名中半分の19名にはアップデート申請をしていただく必要があります。

【追記】

前の記事で1000局のお話をしました。クラスターデータの割合で1,200局程度と概算計算しました。以前のVE3LYCの運用は14MHzCWがほとんどで80%くらいした。つまり、1局1QSOのサービスを目指していました。今回はCEオペが14MHzSSBと21MHzSSBでサービスしています。数名のClubLogチェックを実施すると14MHzCWとSSBの2QSOsの局が多いようです。したがって、1,200局の2,584QSOとなっているのではと予測します。

なぜか、JAの西日本側やアパマンハムからほとんどレポートが上がっていません。世界トップの申請者数なのに今までの運用レポートでは最も少ないのではないでしょうか。

 

2025年8月23日 (土)

JAのアップデート申請率しらべ

以前から調べてみたいと思っていましたJA-IOTAの初度並びにアップデート申請率をエクセルで加工して調べてみました。
ソースはIOTA CP JAのウエブにあるアニュアルリスティング2025からHF/SWL/VHFごとにコピーしてエクセルシートに貼りつけ2025年から2021年の年間差異を計算し、その申請率を出してみました。

2025年はHFカテゴリリストは252局、SWLは2局、V/UHFカテゴリは52局が総数です。2025年-2024年の差異を計算させました。
HFは252/85(33.7%)、SWLは2/0(0.0%)、VHFは32/28(87.5%)でした。トータルした総数の率も計算しましたが、VHFは申請率は非常に高く別扱いすることにしました。HFの初度+アップデート申請率はちょうど1/3であることがわかりました。

2/3は毎年継続して申請されておらず、申請自体や申請方法を失念し5年間未申請者を生む要因になると思いました。特に近年はCovid19の大きな影響で未交信IOTAと交信するチャンスの減少があったと考えられます。

続いて2024-2023年、2023-2022年と取り掛かりましたが残念ながら5年間未申請者の管理リストを明確にしていなかったため、これを加味できないために正確性に欠けるために今回はパスしました。少し時間をかけて作成のトライをしてみたいです。

なお、2024年2月から2025年1月のアップデート申請数は次の通りでした。

0   167局 (66.3%)
1~5  11局
6~10  17局
11~15 10局
16~20  7局
21~25  4局
26~30  6局
31以上 30局

上位のクレジット局は1桁申請が多い。150から500クレジットくらいの位置から30件以上の申請を出す局が多い分布です。私は1998年に170クレジットで開始し、2016年7月のIOTA700達成まで19年連続で申請し続けました。以後は2022年に22クレジットをまとめて申請しました。そして来年度の5年間未申請対象となりますので、その前にHFは2枚しかありませんがアップデートを予定しています。

My HFカテゴリは青色吐息状態ですが、IOTA-VHFカテゴリでつないでいます。まだ40/39で6mCW専門で粘っています。HFではオセアニアをやりつくしているためにNewを得ることが厳しいです。

IOTA Ltdにはこのあたりの実状を把握していただき、IOTAの活性化策をもっと考えて欲しいと思います。上位申請者が続々と卒業してしまうか、5年間未申請で消えていくことになります。

2025年8月22日 (金)

Cezar via groups.io [IOTA-chasers] 3G1P, Pajoros (SA-100) is QRT 2025/08/22 06:36(JST)

8月22日6時36分に VE3LYC CezarさんからIOTA-chasers Forum経由でSA-100 3G1P 終了のメッセージが届きました。予定よりも24時間ほど早めの終了でした。すぐに内容を確認しました。残念ながら、私のアパマンアンテナでは信号を聞くことすらできませんでした。

Please check https://3g1psa-100.weebly.com.

のみでしたのでウエブの最新ニュースを確認しました。

とてもたいへんな運用であることがわかりました。すぐに5大陸1000局交信の確認をしました。DXSCAPEを利用して3G1Pでクラスターチェックをしました。結果をコピーしてエクセルに貼り付けました。175レポートありました。ざっと確認しましたが、SA/EU/NA/AS/OCの順で交信済みレポータとして5大陸を確認できました。しかし、AN南極とAFアフリカのレポーターは確認できませんでした。いつものEA8局のレポートの有無の動向が気になります。

175レポートの中に1割近くの問い合わせレポートがありました。これらには回答もなく、DX-World.netを通して上記ウエブに回答に近いものがありました。

特徴的なレポートとして、
3G1P 25/08/21 0558Z 14260.0 ik8ium ok sdr very well 3G1P
3G1P 25/08/21 0550Z 14260.0 i4sjz baby only atno 3G1P
3G1P 25/08/21 0547Z 14260.0 only new. i4sjz pig 3G1P   の3つです。

島のSSBオペレータが10分くらいの間にイタリアの局に返事を送ったようです。

相対的に175クラスターレポートのコールの重複を覗いて、150局くらいが正確に交信されたようです。はてさて、1000局交信は達成できたかどうか。結果を待ちましょう。

残念ながらClub Logは過去に使用された3G1Pが23QSOsにてヒットしてしまいます。このあたりは整理できなかったようです。

従来のVE3LYCの運用は最低2晩くらい寝ずに運用する形態でした。今回の感想は「年を取られた」と感じました。

【追記】

クラスターレポート数での比較をしてみました。あくまでも参考です。

①2013年1月 SA-096 LU6W 273件 1,928 QSOs logged between 2013-01-05 01:52Z and 2013-01-11 18:47Z
②2017年5月 OC-098 E51LYC 847件 5,651 QSOs logged between 2017-05-12 00:00Z and 2017-05-23 12:26Z
③2025年8月   SA-100 3G1P 175件  (Clublogは現時点で未発表)

2013年のSA-096 LU6Wは環境が今回のSA-100に似ていますが、夜間に波にさらわれてリグ2台や備品を失うというアクシデントに見舞われ14MHzSSBのみの運用で終わるという厳しさでした。それでもクラスターレポートは273件でログインは2000QSOsに届かず。②のOC-098 E51LYCがCezarさんの本当の実力だと思います。他にもデータを作ってもよいのですが、ほとんどがこの②に準じると思います。

今回の3G1Pの1000局交信はおそらくぎりぎりセーフと思われます。273:1928=175: X,   X=1,236QSOsと単純にかつおおまかに計算できます。

続いて①vs③のついでに、②vs③を。847:5651=175:Y, Y=1,167QSOsとかなりの近似値になりました。ただし、今回はバンド数とモード数が多いので同じ局が複数回交信している割合も多いと考えます。そのため、当初予定していたFT8/FT4を運用せず(あるいは運用できず)同じ局の複数QSOsの低減をはかり交信局数の増加をめざしたのではいかと思いました。

とても残念ながら2回目のSA-100運用プランはだれも実施できないのではと思います。もっと分割などはかり、運用しやすいIOTAを増やし、多くの局にクレジット数を増やした方が得策ではないかと思います。このような運用がとても難しい島ばかりをやっているとIOTAチェイシング全体が先細りしそうと感じます。

2025年8月20日 (水)

new VHF-IOTA group dedicated for exchanging information about IOTA activities

この朝のIOTA-chasers ForumにSP5APW Jacekさんが表題のタイトルで新しくVHF-IOTAのForamを立ち上げた云々と発信されました。Google和訳で転載します。

こんにちは、みんな、
情報の交換専用の新しいVHF-OITAグループを作成しました
6m以上のバンドでのIOTAアクティビティについて。あなたがそれに興味があるなら
vhf-iota@groups.ioに参加できます。
-
73 De Jacek Sp5apw 」との内容でした。

検索で探してみましたが、まだ発表の準備段階のようで詳細を見つけることができませんでした。

似たようなForumで似たような記事を見つけました。IOTA-VHFカテゴリに関して初心に戻れるような初々しい内容でしたので転載させていただきます。私たちのIOTAとIOTA-VHFの普及活動が世界中に少しずつ広がってきていると感じました。

https://groups.io/g/FFMA/topic/vhf_iota/93968906 ここに英文で掲載されています。IOTA HFは楽しんでいるが、IOTA-VHF50の存在を知って、いろいろ調べるとUSAからでも多くのIOTA-VHFを云々という内容の参考となるAA5JFさんの物語です。

Google和訳にて転載します。

こんにちは、みんな -

これは特にFFMAの話題ではないことは承知していますが、6Mの活動が閑散期にあるため、この発言を許してもらえるかと思いました。HF帯では島巡りをしているので、iota-worldウェブサイトで管理されているログマッチングなど、IOTAプログラムには精通しています。VHF帯の島巡りについては、ヨーロッパでさえ100島を達成した人はほとんどおらず(北米ではIOTAの関心もはるかに低い)、あまり深く考えていませんでした。しかし、最近VHFの交信をマッチングしたところ、北米の22島でクレジットがあり、50島で賞があることがわかりました。6Mのログをいくつか確認したところ、QSLカードを取得できそうな島グループがあと4つあることが分かりました。残りは24島!ますます興味が湧きました。今後数年のうちに交信する予定のカリブ海の島々をまだ7~10ほど見逃しています。つまり、アメリカとカナダで約15島です。ARRL VHFアワードとは異なり、同じ場所から交信する必要がないのが嬉しいところです(ただし、DXCCは同じである必要があります)。つまり、この夏ニューメキシコに滞在していた際にバンクーバー島と交信した内容がカウントされます(ただし、遠隔交信は認められません)。

IOTAプログラムでは、すべての島が認定されるわけではなく、世界は約1200の諸島群に分割されています。米国のほとんどの州は、1つか2つの諸島群で構成されています。例えば、ジョージア州の島々はすべてNA-058にカウントされます。フロリダ州は例外で、約10の諸島群で構成されています。

質問が2つあります。まず、もし皆さんの中にこの件に取り組んでいる方がいらっしゃいましたら、リスト外(amgoss05@...)にメールを送っていただけませんか?そうすれば、気軽に連絡を取り合い、VHFの島嶼活動に関する情報を共有できるかもしれません。

2つ目に、6Mの交信相手が島にいるかどうか判断が難しい場合がかなり多く、その情報を探すのも困難です。以下の島嶼グループで、現在交信している(あるいは夏の間探している)6M運用者をご存知の方はいらっしゃいますか?これらの島嶼グループにはいずれも多くのアマチュア無線家が居住しており、1つ以上の運用者がいる可能性も十分にあります。

ロードアイランド州 (NA-031): ポーツマス、ニューポート、ジェームズタウンなどの都市 (その他)
マサチューセッツ 南部(NA-046):マーサズ・ヴィニヤードとナンタケットが主
テキサス東 (NA-143): ガルベストン
ワシントン州北部(NA-065):サンファン諸島、ウィッビー島(カマノ島を除く)

ありがとう!アンディ AA5JF 

IOTA-HFとVHFをうまく絡めて増幅して楽しまれているようです。AA5JFはIOTA-chasers Forum投稿で見かけるコールサインです。そのうちに接触できると思います。楽しみです。

【追記1】
SP5APW Jacekさんが作ったForumがこのAA5JFさんが投稿されているForumと同様のものか、まだ判断できていません。

【追記2】

メールにてSP5APW Jacekさんのアドレス(sp5apw@gmail.com)へ" Join vhf-iota@groups.io .  de JN6RZM e-mail jn6rzm@nifty.com " と送りました。しばらくするとJacekさんからメールが届きますので、そのメッセージの中のhttpをクリックすれば登録されます。

ぜひ登録してご参加ください。

【追記3】

直接に登録できる方法がわかりました。

https://groups.io/g/VHF-IOTA  をクリックし、初期画面がでてきたら、「Subscribe: VHF-IOTA+subscribe@groups.io」をクリックして必要事項を入力していただければ登録完了です。

【追記4】

QRZ.comのSP5APWページ、biographyの1行目にVHF-IOTAにsubscribeできるコーナーが設けられました。貴局のコールサインを入力するBoxがありますのでここに入力してください。

 

2025年8月19日 (火)

AS-060 D73G Imja Island

1か月ほど前に6K2CFIさんからの「AS-060 Jaeun Island 6K2CFI/4 8/15-17」のプランを見つけました。HFのみの運用でしたのでご挨拶と6m運用のお願いなど、JA friendsとともにIOTA-VHFアワードを楽しんでいることをお伝えしました。持参するアンテナに6mも利用できるとのことで6m運用のご協力をいただくことができました。

初盆で鹿児島へ行くことになってしまいましたが、クラスターレポートに、
6K2CFI/4 25/08/16 0527Z 50313.0 Jaeun Island, AS-060 JG1TSG-#
6K2CFI/4 25/08/16 0523Z 50313.0 FT8 CQ JG1TSG-#
6K2GRX/4 25/08/16 0618Z 50313.0 Jaeun Island,AS-060 CQ JG1TSG-# を確認することができました。

8月16日の昼過ぎに鹿児島から戻りワッチを開始しましたが、交信にはいたりませんでした。

8月18日の朝に6K2CFIさんと6K2GRXさんへメッセージを送り、交信できなかったことの残念さと今後も移動時の6m運用をお願いしました。

ところがこの8月19日(火)のDX-World.netに表題のAS-060の新しいプランが下記の通り発表されました。

Members of the Gwangju DX Club (6L0NJ) will be active as D73G from Imja Island, AS-060 during September 12-14, 2025. Activity on 160-6m; CW, SSB and FT8/FT4 using various antennas including Spiderbeam, Delta Loop and dipoles. QSL via LoTW, Club Log OQRS, QRZ.com.

9月12日(金)から14日(日)の6mを含む運用です。ご挨拶のメールを送って調整してみます。すでに多くの運用がFT8/FT4になっており、私のようなアパマンアンテナユーザーはCWだけではとても厳しい環境ですが、このように毎月プランが出現すると楽しみです。

 

QRZ.comのD73Gを訪問すると「Expedition & Contest Callsign of Gwangju DX Club (6L0NJ)」のグルーブ活動の履歴が掲載されています。この回が10回目となり様々なIOTAから過去に運用されていました。ご参考ください。

【追記】

8月19日11:20JSTに6K2CFIさんからメッセージが戻りました。
「ありがとう。しばらくCWモードで実行しましたが、信号が悪かったためFT8に切り替えました。次回お会いしましょう」とのこと。雰囲気の良いかたでした。

また、クラスターに上げていただきましたJG1TSGさんにもお礼を申し上げます。

2025年8月18日 (月)

SA-100P 3G1P Ilotes Pajaros のご参考

17 Aug 2025 - 23:30 UTCのVE3LYCのニュースを読みました。上陸に苦戦しているようですに感じます。VE3LYCは2011年にSA-095P Pupuya Islandや2013年のSA-096 LU6W Escondida Islandなど岩山の島へスキューバダイビング用スーツに身を包み決死の上陸を成功させた経験で今回もなんとか上陸できるであろうと見込んでいました。https://3g1psa-100.weebly.com/

さきほどIlotes Pajarosの動画を見ましたが「どこから上陸するの?」と揺れるボートからの厳しさを感じました。
https://www.youtube.com/watch?v=UmTOKGM2m4A

検索で調べてみました。2005年12月の実施して上陸できなかったSA-095 XR4Pの事例を見つけました。

2018年2月26日 (月)の当ブログ記事/2005年12月実施

CE6TBNとメールチャットをしながらSA-095 XR4P Pupuya Islandを企画しました。HA1AG Zoliさんにも加わってもらいました。上陸できずに本土からわずかな距離でしたが3日間トライし失敗に終わりました。10局くらいより300USDをドネーションとして支援しました。

再トライするという約束(?)もありましたが結果的にVE3LYCが実施するまで実行されませんでした。南米や北米の太平洋側の島は小さい岩山の島が多く、普通の船では上陸できない、人を寄せ付けない形状でありました。

ドネーションはそのまま立ち消えとなりました。旅費として消えたと全員理解しています。ただし、数年後に「返金して」と言ってこられた1局がいました。10名の局からお預かりして全額お届けし、旅費や携行品などの費用に使われています。QSLカードを買うための費用ではないと理解し対応しました。

この時は一日中、リグの前に座っていました。海岸から数百メータでした。天候が悪化して小さな波でも上陸できない状態であったという結果でした。本土側のすぐ山側にはチリの国道1号線が走っていました。 CE6TBN Marcoさんも昨年SKとなられました。

ぜひ成功して欲しいです。VE3LYCさんならばなんとか実行されるでしょう。失敗されると、もうチャレンジする人はいないでしょう。

(注)SA-096 LU6Wは大西洋側に位置しています。

2025年8月17日 (日)

[IOTA-chasers] EU-178 & AS-046

本日お昼過ぎにSP5APW JacekさんがIOTA chasers Forumへ下記の投稿をされました。5月のAS-162 3W9C Re Islandのプラン実行前に「8月にも別のプランを予定している」とお聞きしていました。

Hi mates,

Continuing my 6m IOTA activations I am going to operate from two places in the nearest future: on 26-29 August I will work from island of Kihnu (EU-178) and on 9-16 September from Tioman (AS-046). Even though the main focus is 50 MHz I don’t rule HF activity out. So, if someone needs it on HF please drop me an email. The Malaysian callsign is unknown yet as my license application is still being processed by MCMC.

73 de Jacek SP5APW

内容が6m IOTA運用が目的であり、HFでの希望者があれば事前にご一報くださいとの内容です。EU-178が8月26-29日、飛んでマレーシアのAS-046の運用が9月第2週の9-16日(火曜から火曜)の8日間です。AS-046はIOTA-VHFに取り組まれていますJAグループの皆さんは全員未交信のようです。9M2西マレーシアの東海岸側に位置するIOTAです。AS-046の6mはJAサービスを中心に考えていると思います。

欧米局からIOTA-chasers Forum投稿によるHF運用希望メッセージが入りつつあります。6mIOTA運用がメインで、HFの希望を取るというとても珍しいIOTA DXpedition planとなりそうです。

ちなみにEU-178はバルト海三国のエストニアからの運用です。

2025年8月13日 (水)

IOTA申請者数の3つの世界トップ

この朝は鹿児島へ車で向かうつもりでしたが一昨日から昨日の朝までの豪雨、線状降水帯の影響で九州高速道の熊本県松橋(まつばせ)IC・八代IC間被害の復旧中で一日ずらすことにしました。たまたまテレビのワイドショーに日米関税交渉をされた赤沢大臣が生出演されてこの半年間のお話を聞く機会をいただきました。相次ぐ8回の訪米にどちらかというと?の感触を受けていました。現実のお話を聞くと一変しました。

素晴らしい説明で久しぶりにスカッとしたお話でした。赤沢大臣の日米ともに発展する仕組み作りと米国側の納得具合にとても感銘しました。その日米の結果がEUや韓国などの交渉のひな型となり、米側も赤沢ファンになっている様を楽しく拝聴しました。日本のために本当に精魂こめて米国との対応をされていることを理解しました。日本国のみならず世界のためというご姿勢を理解できました。

日本人にもこんな素晴らしい方がおられると思うとともに、私(たち)も日本が世界全体に役に立つお手伝いを一つくらいやりたいと強く思いました。

最も手身近に存在するものがIOTAであり、JAの①IOTA申請者数(HFカテゴリ)世界トップ、②IOTA-V/UHFカテゴリ申請者数世界トップ、③IOTA HFカテゴリHonour Roll数世界トップの継続を支援することと考えています。

1994年にCW QSOでハムを再開局し、1997年にIOTAを始め、多くのJA並びに世界中のIOTA friendsと出会い、その縁の拡大のためにエクセルでいろいろな管理リストを作成する中で申請者数の世界一位を考えるようになり、CP JAの中嶋さんがwebに取り上げてくださいました。Honour Roll世界トップやIOTA-V/UHF申請者数も管理公表してくださり、この3つともに世界トップを継続していることに喜びを感じています。

私たちの日本の世界トップ3つを大切に継続していきたいです。お一人おひとりのアップデート申請がこの3つを守っていくと思います。

2025年8月10日 (日)

VK3QI Peterさんの現況

今月18日から23日まで実施されるIOTA SA-100P 3G1P Ilotes Pajarosのウエブを確認していました。4年前からHFカテゴリを保留して、IOTA-V/UHFカテゴリに専念していましたので久しぶりにVE3LYCによるProvisional IOTAの進捗を確認してみました。もちろん6mの運用はないようです。あってもMy antennaでは厳しいと判断しています。https://3g1psa-100.weebly.com/

南米大陸太平洋側に位置するSA-095 Pupuya Islandと環境がよく似ています。すでにSKとなられたCE6TBN also CE1TBNのMarcoさんとPupuyaを見つけてHA1AG Zoliさんの参加により、JA-IOTA有志の力強いサポートをいただきましたが小島というよりは小岩のPupuyaに上陸できず、後年のVE3LYC CezarさんのSA-095 CE4Aに委ねることになってしまいました。要するに船では上陸できず、スキューバダイビングにて機材を運搬し上陸して運搬する方式となりました。

ウエブのメッセージを読むと今回のSA-100Pも同様の方法になりそうです。当時のMarcoさん曰く、「Pupuya Islandは南米本土から1000mもないほどの距離です。すぐ近くには国道1号線が南北に長いチリの多くをカバーし低コストの高速バスが頻繫に走っている」と言われていました。今回も島の手前までは普段通りですが、ここから命を懸けるくらいの覚悟で実行しなければいけないようです。

VE3LYCの著書「DREAM BIG AND DARE TO FAIL」の95ページから103ページまでに詳細が記されています。この本の特徴ですが、QSOデータの国別分析などが各IOTAごとに掲載されています。SA-100Pに似たSA-095 CE4A Pupuya Islandの掲載データではJAが460QSO/318STN、2番がKの363/271、3番はIの244/166、4番はDLの219/146、5番はUA98/80、(以下略)となっています。バンドは20mCWが圧倒的でした。ビームアンテナ利用ならば簡単と思われます。

上記のウエブサイトにDonors & Support欄にドナー一覧が掲載されていますが、JAはわずか12局でした。SA-095と同様に逃がすとほぼ2回目は望めないのではないかと考えています。

ところで、ドナーリストをしっかり確認しているとVK3QI Patを見つけました。VK3やVK5からのIOTAペディションで有名なPeterさんと思いきやPatになっていましたので調べたらやはりPeterさんでした。久しぶりに彼のQRZ.comを拝見しました。 VI5WCP(OC-261 APRIL 2003)、VI5BR(OC-228 April 2004)、VI5PN(OC-220 APRIL 2005)、VI3JPI(OC-251 SEPTEBER 2002) の QSL マネージャであることをしっかり伝えられていました。

ご一緒にIOTAペディションに参加された仲間がすでにSKとなられたため、全力で過去のQSLカードを提供するという姿勢を見受けられました。たいへんありがたいことです。当ブログに訪問していただいた方からのQSLカード回収支援でVK3QI Peterさんともメール交換をさせていただきました。いつまでもお元気に活躍していただきたいです。

2025年8月 9日 (土)

インドネシア独立80周年記念局(8/14-20)

この朝に届いた425DXnews #1788に表題の独立80周年記念イベントステーションの記事がでていました。34の地区ごとのコールサインが掲載されているだけですが、YB-IOTAの運用も以前に比べるとかなり減少していると思います。

気になりましたので34件すべてのIOTA番号を付加してみました。IOTA申請に使用できるQSLカードやMatchingの件は見つけられませんでした。州や県、特別市単位のようですが、本島に周辺IOTAを持っている地域もあります。これも詳細はわかりませんが多くは本島からの運用と思われます。おそらく8月14日から20日までの運用ですのでresident局が大半と思います。ご参考ください。

YB - Celebrating the 80th anniversary of the Republic of Indonesia's
proclamation of independence (17 August 1945), HQ station 8A80RI
and 34 special event stations will be active on 14-20 August from
various Indonesian provinces:
8A80BL Bali 8E80KG Kalimantan Tengah
8A80JK Jakarta 8E80NT Nusa Tenggara Timur
8A80SB Sumatera Barat 8E80SG Sulawesi Tengah
8B80JB Jawa Barat 8F80SU Sulawesi Utara
8B80JG Jawa Tengah 8G80GR Gorontalo
8B80JI Jambi 8G80KR Kepulauan Riau
8B80JT Jawa Timur 8G80KT Kalimantan Timur
8B80KB Kalimantan Barat 8G80LP Lampung
8B80SL Sulawesi Selatan 8G80PA Papua
8C80AC Aceh 8G80SU Sumatera Utara
8C80KS Kalimantan Selatan 8H80BT Banten
8C80NB Nusa Tenggara Barat 8H80MA Maluku
8C80SB Sulawesi Barat 8H80YK DI Yogyakarta
8C80SL Sumatera Selatan 8I80BK Bengkulu
8D80RI Riau 8I80KU Kalimantan Utara
8D80SR Sulawesi Tenggara 8I80MU Maluku Utara
8E80BL Bangka Belitung 8I80PB Papua Barat
See https://hamaward.cloud/awards for eQSLs and the "Indonesia
Award 2025".

8A80BL OC-022 Bali        8E80KG OC-088 Kalimantan Tengah
8A80JK OC-021 Jakarta       8E80NT OC-151 Nusa Tenggara Timur
8A80SB OC-143 Sumatera Barat  8E80SG OC-146 Sulawesi Tengah
8B80JB OC-021 Jawa Barat      8F80SU OC-146 Sulawesi Utara
8B80JG OC-021 Jawa Tengah         8G80GR OC-146 Gorontalo
8B80JI OC-143 Jambi                   8G80KR OC-075 Kepula uan Riau
8B80JT OC-021 Jawa Timur          8G80KT OC-088 Kaliantan Timur
8B80KB OC-088 Kalimantan Barat 8G80LP OC-143 Lampun
8B80SL OC-146 Sulawesi Selatan  8G80PA OC-034 Papua
8C80AC OC-143 Aceh                   8G80SU OC-143 Sumatera Utara
8C80KS OC-088 Kalimantan Selatan 8H80BT OC-021 Banten
8C80NB OC-150 Nusa Tenggara Barat 8H80MA OC-070 Maluku
8C80SB OC-145 Sulawesi Barat          8H80YK OC-021 DI Yogyakarta
8C80SL OC-143 Sumatera Selatan      8I80BK OC-143 Bengkulu
8D80RI OC-143 Riau                         8I80KU OC-088 Kalimantan Utara
8D80SR OC-146 Sulawesi Tenggara    8I80MU OC-145 Maluku Utara
8E80BL OC-144 Bangka Belitung        8I80PB OC-034 Papua Barat

2025年8月9日午前10時現在では例えは「8A80BL」にてQRZ.comやGoogle検索してもノーヒットでした。
たくさんの交信をしてあげて今後のアクティビィティ向上につないで欲しいです。

 

 

2025年8月 2日 (土)

K0AP/4 NA-142は終了したようです

7月27日(日)からNA-076、7月30日(水)からNA-142から数日の運用予定でした表題のK0AP/4の運用は終了したようです。

Callsigns YY/MM/DD UTC FREQ Remarks Reporter
=========================================================================
K0AP/4 25/08/01 1600Z 21074.0 NA-142 OZ4O

のクラスターレポートを最後に9時間以上レポートがありません。大谷翔平選手のおかげでしょうか、USAとの時差の感覚をつかめるようになりこの9時間は眠っている時間ではないこともわかりますので撤収したと判断できるでしょう。

Log to search: K0AP/4
1,125 QSOs logged between 2020-07-21 14:43Z and 2025-07-30 15:30Z

ClubLogへのuploadはNA-076分までです。24時間以内には追加されると思われます。

運用開始前に久しぶりにメール交換をさせていただき、運用開始後はIOTA-chasers Forum投稿の文章に注意していました。

私の感想としまして、Draganさんは2010年代にK0AP/5のコールでIOTAサービスの移動運用を始められました。2011年ころにIOTA-chasers Forumの運用責任者に就任されました。私もお声がけをいただき登録しました。ちょうど定年退職したとしでしたので時間もでき、Forumを通してJA-IOTAとのSkedを企画してお付き合いが深くなり楽しく対応しました。

今回のサービスを始める前はNA-076もNA-142もそんなに人気はないだろう、すでに多くの皆さんがクレジット済みであろうと期待感はなかったようです。ところがNA-076の終了報告には700QSOsとなり、New oneへの感謝の声をたくさんいただいたととても嬉しいと発表されていました。NA-142の報告はまだですが、今回のNA-076でたくさんのIOTAチェイサーにNewを提供できた充実感を持ってありました。

その通りだなとYB-IOTA等のProvisional IOTAやRare IOTAサービスの提案でこんなにたくさんのニーズがあることをIOTA wanted listなどを作成し、10年位前にはばらまいていたことを思い出しました。Provisional IOTAはニーズ100%であることは当然ですが、複数回の運用があったIOTAはクレジット率で直近5年、直近10年、トータルのパーセンテージをみるしかありません。

これ以上、書き続けるとまたWanted listなどを作ることになりそうなのでやめておきます。しかし、今後も数年ごとに近辺のIOTAサービスをできるような支援をしたいと思います。この季節のW4/W5とのパスをアパマンアンテナで見つけることの困難性をDoraganさんに伝えたいと思います。


IOTA CP JAのウエブ(https://jim0836.wixsite.com/iota/al2025 )ではIOTA HFカテゴリの申請者鵜の割合 17.2%がJAです。6局に1局がJA局である割合です。20.0%で5局に1局、25.0%で4局に1局の割合となりますが、Wの16.6%、Iの12.6%以降はEUが並んでいます。

合計するとどうしてもWのIOTAはWとヨーロッパが交信しやすくJAは世界トップであってもなかなか優先権が得られません。

172

この辺りもDraganさんにお伝えしたいと思っています。また、8年前にW-IOTAのresident stationsリストを作成していますので、盆休みにでもチェックしてメンテナンスしたいと思います。Draganさんのような協力者にお渡しして意見を聞いて見ることもよいと思いました。

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