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2025年8月29日 (金)

私の残しているIOTA-Oceania 18件

1997年5月に日本語版IOTA Directory 1997をCQ出版社から購入して28年になります。その3年前の1994年1月にCW QSOを再開したくJN6RZMのコールにてAPA-4と100ワットリグで開局をしました。さらにIOTAと出会ったことが2025年の本日まで31年もハムを続けることができています。本当にIOTAの深さに感謝しています。もうそろそろ閉局しても良いかなと思う事もあります。

これからもハムを続ける目的のひとつはIOTA-VHFカテゴリへのチャレンジです。そしてもう一つはHFカテゴリでは下記のIOTAオセアニアの未交信18件へのチャレンジです。オセアニアIOTAはトータルで300件、2件が消滅。差し引き298件のうち280件をクレジット済みです。アパマンアンテナでの実績です。ただし近場のみということです。

IOTAオセアニアの残りは10件の未交信と、8件のProvisional(仮番号)の内訳です。この18件の情報を常に収集し目を光らせているつもりです。生きているうちに何とか完遂したいです。おかげ様で間違いなく長生きできそうです。

私のIOTAオセアニア未交信の内訳です。①~⑩までが一般的に未交信、⑪~⑱はProvisional IOTAです。

①OC-055 KH6,7 French Frigate Shoals
②OC-056 VP6 Henderson Island
③OC-068 ZL Snares Islands
④OC-074 ZL9 Auckland Islands
⑤OC-113 FO Actaeon Group
⑥OC-190 KH8 Rose Atoll
⑦OC-214 VK6 WA State (NW Coast) East group
⑧OC-248 T8 South Palau group
⑨OC-278 V73 Ujelang Atoll
⑩OC-286 ZL Antipodes Islands

⑪OC-287 ZL Bounty Islands
⑫OC-288 KH6,7 Nihoa Islands
⑬OC-289 KH6,7 Necker Island
⑭OC-290 KH6,7 Gardner Pinnacles
⑮OC-291 KH6,7 Laysan Island
⑯OC-292 KH6,7 Lisianski Island
⑰OC-293 KH6,7 Pearl and Hermes Atoll
⑱OC-300 T31 Mckean and Nikumaroro Atolls

①OC-055はIOTAを始めたばかりの1997年秋にN4BQW/KH6によるTern Islandからの運用がありました。その運用が最新です。宇宙飛行士で有名なChuckさんです。21MHzSSBで大パイルを聞くことができましたが、コールサインを見つけ出さないうちに終わってしまいました。

ここにはハワイ大学の研究チームが1年間半年ごとの入替で計20名ほど滞在しています。レクレーションルームに無線機があり、メール等で運用のトライを続けたことがありました。東日本大震災時にはメンバーは屋上で仮眠していました。最後のChuckさんの運用から28年運用がありません。

②OC-056は、VP6AJ Henderson IslandをOC-186 Ducie Islandの延長としてK9AJ等が2002年3月に運用しました。21MHzSSBで聞くことはできましたが短時間の運用で逃がしました。Pitcairn Islandに住むYL局VP6MW Meraldaさんも/Pで同行して運用されたことがありますので、Henderson Islandの情報交換をしたことがあります。23年未運用です。

③OC-068は超レアと言われています。1969年12月のZM1BN/Aのみの運用です。56年前です。上陸が制限されているのではないかと思います。

④OC-074 Auckland Islandsは1988年にZL1AMO等が実施し、90年代に3回あったのみ。すでに28年間未運用です。ZL9のDXCC運用で見た場合、OC-074よりOC-037 Campbell Islandの方が実行しやすいそうでOC-074のニーズが高くなっています。また、NZ自体が物価高と低賃金が長年続いているためハム自体がとても少なくなりました。50年前はWAZLなどのアワードを楽しめていました。

⑤OC-113 2018年10月にOC-297 Morane AtollがOC-113から分割し誕生しました。VE3LYCがOC-297/OC-113から2018年12月に運用しました。見事にOC-297と交信しましたがOC-113のパスを得られずこれも見事に未交信でした。7年前です。

⑥OC-190 Rose Atollは現在、上陸禁止です。N3QQ Yuriさん等が2012年に米国の管理機関USFWSに交渉され、KH8RRC/Pにてトライされましたが許可になりませんでした。WH6BLQ/KH8 Rose Atoll(Nov 1993)の1回のみの運用です。32年前です。

⑦OC-214 Lacepede Islandsは2018年にVK5MAV Andyさんがゴーサインを出され、私もドネーションギャザリング支援を開始しました。数日後に取りやめになりました。比較的VK本土から近いのですがおそらく上陸許可が必要なのかもしれません。1996年5月運用のVK6ISLのみ、29年前になります。

2016年5月6日の当ブログの記事にLacepede Islandsは本土から30kmくらいで渡船のサービスもあると書いていますね。Andyさんに一度相談してみたいと思いました。

⑧OC-248はT88SI Sonsorol Island(2002年1月)のみの運用です。残念ながら見事に交信できませんでした。しかし、その2か月後の2002年3月にPalauに住むT88BAがPalauの島々を船で巡回してサービスされました。OC-248 T88BA Tobi Islandにて世界で一番にOC-248のQSLカードを入手できました。

なんと、2019年6月にOC-296 Tobi and Helen IslandsがOC-248から分割されて泣く泣くOC-248からOC-296へシフトしました。再びSonsoral Islandのみとなり23年間未運用です。ここはfacebookでSonsorolクラブがあり情報収集と交換を続けています。

⑨OC-278 V73RRC Ujelang Atollのみの1回だけです。N3QQ Yuriさんをサポートし、JA friendsのご協力でドネーションギャザリングを行いました。ところが1回目は失敗に終わりました。個人的には随分と激励し、2回目のドネーションをお送りし、数か月後に再びシアトルからトライしてくださいました。見事に仕事と重なり落としました。最も出費しているにもかかわらず未交信です。2010年10月でしたので15年前です。

⑩OC-286 ZL9A Antipodes Islands 2016年1月運用です。難破船から移り住んだネズミの大量発生の駆除のために何年かに1回のイベントに乗っかってVE3LYC等が運用しました。DXCC上ではNew Zealand Subantarctic Islandsとなるため、欧米のパイルは半端なく強く、最終日に10MHzCWにてチャンスがありましたが見事に逃がしました。まもなく10年になりそうです。同島の次のネズミ駆除を探してみます。

ここからはProvisional IOTAです。

⑪OC-287はまったく情報なし

⑫OC-288~⑰OC-293 Hawaiian Islandsの6IOTAsは前述のOC-190のN3QQ等がKH6RRCにて米国管理機関へトライされたことがあります。また、2024年にFacebookにOC-288からOC-293において島に流れ着くゴミの大掃除を目的に特定の人数にて作業をされている写真付きの記事がありました。寄付を求める面もありますので丁寧に報告してありました。島名で検索すればヒットする可能性があります。

⑱OC-300はOC-043 Phoenix Islandから2019年6月に分割して誕生しました。Google検索で当ブログの過去分記事を見つけることができます。6年経過しているのはCovid19の大きな影響とOC-043 Kanton Islandからさらに先に行く費用が高すぎるのではないかと思います。個人的には2019年6月の分割後、2024年に分割誕生をしなかったためにNew誕生の機運がなくなってしまいましたね。

5年に1回くらいはブログで情報発信をしています。海外からの当ブログへの訪問も結構ありますので赤い糸がつながって欲しいと願っています。18件に関してはもっと深く情報を持っています。10年くらい前まではメール等による情報交換で刺激し合って実現を近づけることをやっていました。

 

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コメント

OMが未交信のOCのIOTA 18件、私も当然全て未交信…
聞いたことがあるのもZL9Aだけ。私が保育園や小学生の時代で、そもそも「アマチュア無線」が何かも知らなかったような時代の運用が大半ですね。生まれて無い時代のまで…

こうした所は自分で行くしか無いのかな。しかし、費用や交通手段は別として、自然保護関係がどんどん厳しくなってますので、こればかりはどうにもならないですかね。

>JE6HCLさん
おはようございます。とても素敵な面白いコメントをありがとうございます。
5年に1回くらい、このIOTAオセアニア未交信シリーズの記事を投稿しています。初物のIOTAは争い合って、(いえCovid19の影響で少なくなっているかもしれません) 運用されていました。IOTA New誕生も大きく二つに分かれてある程度簡単に訪問できる島(分割が多い)と、とても困難性の高い島とあるようです。2024年のNew誕生はゼロでした。次もあるでしょうがいつなのか、困難性が高いのかなどなどIOTA Ltdがするべきことをお互い感じなくなっているような気がします。
以前は毎年のように2回目をやって欲しいという投稿をしていました。あまりにも全体的動きが少なくなり皆さんのアクティビィティが低くなってしまったようです。もっと激しく、もっと楽しいIOTAチェイシングになって欲しいですね。


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>OMが未交信のOCのIOTA 18件、私も当然全て未交信…
>聞いたことがあるのもZL9Aだけ。私が保育園や小学生の時代で、そもそも「アマチュア無線」が何かも知らなかったような時代の運用が大半ですね。生まれて無い時代のまで…
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>こうした所は自分で行くしか無いのかな。しかし、費用や交通手段は別として、自然保護関係がどんどん厳しくなってますので、こればかりはどうにもならないですかね。

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