IOTA webのNEWS(IOTA委員会からの報告)の内容について

IOTAチェイシングを始めた1997年頃はまだ私のネット環境の設備も十分でなく、CQ誌のIOTAコーナー(エディターJE1DXC三原さん)の記事を参考に楽しんでいました。日本語版IOTA Directory1997を購入するきっかけにもなりました。古いCQ誌を遡ってログ調べをやり、New IOTAを見つけて楽しみました。

しばらくしてJARL推薦のアルファインターネットを申し込み、ようやくADSL採用により繋ぎっぱなしでネットサーフィンを楽しめるようになりました。RSGB IOTA Committee ManagerのG3KMA Rogerさんのウエブを見つけました。JA9IFF中嶋さんのIOTA CP JAウエブも動き出し、少し遅れてRSGB IOTA Committeeウエブも動き出し、IOTA情報がどんどん入る様になりました。

３つのウエブはIOTA chasingの面白さを相当に増幅させてくれました。CP JA担当の中嶋さんはもちろんのこと、G3KMA Rogerさんへも全く遠慮なしで下手な英語を駆使して毎月のようにQ&Aを中心にメール交換をさせていただきました。

その後、RSGB IOTAウエブはIOTA Ltdの設立に伴い現在のウエブに2017年９月に生まれ変わったと思います。G3KMAのウエブはしばらくそのままでしたが、IOTAウエブ稼働とともにその中のNEWS(ITOA委員会からの報告)に吸収されました。また、IOTA Ltd社長にもRogerさんは就任されましたが相変わらず気軽にメールを送ってQ&Aを長くやっていました。

IOTAウエブ(https://www.iota-world.org/)の初期画面に伊西露日仏独英のフラッグに気づかれることがあると思います。この旗(ボタン)はそれぞれの言語でウエブが表示される仕組みになっています。特にNEWS(IOTA委員会からの報告)はそれぞれの言語のCPが分担してその言語に変更作業をすることでスタートしたそうですが、面倒なために英語版のみとなりました。

そのシステムが改善されないままとなったため、英語以外は数年前から表示されなくなっていると思います。日本語版は2023年６月５日から停止。ここは注意が必要なのですが、英語版(英国の旗)をクリックすると2025年９月も継続して発信が続いています。2023年９月５日以降も英文で続いています。Newsの確認をし損なっている方もおられるかもしれません。

ここからが本題です。
2025年１月から実は10件の記事が掲載されています。下記のように「タイトル」と「掲載日」のみ掲載します。

2025 IOTA Honour Roll – Annual Listings
G3KMA and the IOTA Team, 3 January 2025

2025 IOTA Honour Roll – Annual Listings have been posted
G3KMA & VE3LYC, 18 Feb 2025

IOTA CHECKPOINT VACANCY IN BRAZIL
G3KMA and the IOTA Team, 28 March 2025

IOTA Checkpoint Change in the USA
G3KMA and the IOTA Team, 7 April 2025

Change to Qualifying Islands for AS-178P
G3KMA and the IOTA Team, 10 April 2025

New IOTA Checkpoint appointed in Brazil
IOTA Team, 28 April 2025

LoTW QSO matching offline June 27 to July 2
Published: 25 June 2025
Team IOTA

IOTA Contest 2025 logs are online
Published: 02 September 2025
Team IOTA

Club Log maintenance 6 September
Published: 04 September 2025
Team IOTA

IOTA DX Spots interruption and new maps.
Published: 07 September 2025
Team IOTA
 
文章は省略しています。2024年以前はG3KMAで多くが、また2024年から数年前まではG3KMAとVE3LYC名で発信されていたものが2025年に入り、内容も影響しますが、G3KMAやVE3LYC名はほとんど使われなくなっています。

もっと前はIOTA MarathonやIOTA new誕生などともっとビシビシくる記事が多かったのですが、最近はCP交代などのしかも発信者もTeam IOTAばかりになってしまいました。

G3KMA Rogerさんとのメール交換は2021年８月23日が最後になっています。

2007年５月に@niftyに切り替えた後はG3KMAと33通のメール交換をしていました。４年前の最後のメールはJAの皆さんがIOTA-V/UHFに積極的に取り掛かっておられることへの喜びと、それをヒントに「いま決定した。IOTAウエブのソフトをHFとV/UHFに分離云々」と書かれていました。現時点で実施されていないのでシステム変更としては難しいのかもしれません。

IOTAプログラムの発展のためにG3KMA RogerさんやVE3LYC Cezarさんにもっともっと頑張って欲しいですね。ワクワクするような施策をどしどしやって欲しいです。